「野菜の茎に刺すだけで鮮度長持ち」は本当!?

【100均】「野菜フレッシュキーパー」は効果あり?

公開日:2022.04.12

更新日:2023.07.21

キャベツやレタスなどの葉物野菜が、気付いたらシナシナとなっていることがあります。少しでも長く鮮度を保つための商品が100均の「野菜のフレッシュキーパー」です。実際にどのくらい効果があるのか、検証実験をしてみました。

レタスで検証実験!「野菜のフレッシュキーパー」の実力は?

100均ダイソーの「野菜のフレッシュキーパー」は、3本の針(串)が付いていて、それを野菜の茎に刺して使います。そうすることで茎部分にある成長点を壊し、成長速度が遅くなって長持ちするようになるんだそう。

販売価格は2個セットで110円(税込)です。

同じ日にレタスを購入

仕組みはとても簡単ですが、実際にどの程度鮮度を保てるのでしょうか?「野菜のフレッシュキーパー」を使ったレタスと、使っていないレタスで比較実験してみることにします。同じ日に2個のレタスを購入しました。片方には「野菜のフレッシュキーパー」を刺します。

奥まで刺すには力が必要

茎の奥まで刺すには力が必要です。また、より野菜の新鮮さを維持するために、ラップで包んだりビニール袋に入れておきましょう。

 

【検証1日後】特に違いはなし

1日経過

1日が経過しました。2つのレタスに違いはほとんど見られません。

 

【検証4日後】茎部分が赤くなるが…特に違いはなし

4日後。芯が赤くなってきた

4日後です。茎部分が赤くなっていて、葉にも新鮮さが欠けてきているのは、両方に共通しています。

葉も鮮度が落ちてきている

ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管していることもあり、4日ほどでは野菜の鮮度も落ちにくいのでしょう。でも、この後レタスを見てびっくり。2つに違いが出てきたのです!

【検証1週間後】葉の鮮度に違いが出てくる

「野菜のフレッシュキーパー」をレタスに刺してから1週間後にレタスを見比べたら、葉のシナシナ具合(鮮度)に違いがありました。

写真の左は「野菜のフレッシュキーパー」不使用、右が使用したレタス

写真の左は「野菜のフレッシュキーパー」不使用、右が使用したレタスです。「野菜のフレッシュキーパー」不使用のレタス、つまり「成長点が壊されていないレタスの方」が、葉がシワシワになり鮮度が落ちていたのです。

実験したのが3月で気温もそれほど高くありません。また今回使ったのはレタスなので時期や野菜の種類が違うと多少結果が異なるかもしれませんが、「野菜のフレッシュキーパー」の威力は刺してから1週間程度すぎた頃から感じられるのかもしれません。

「特売で丸ごと大きな野菜を買って長く保存したい時」に便利なアイテムなのではないでしょうか。家族の少ない人や、まとめ買いが好きな人にもオススメできそうですね!

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川崎さちえ

フリマアプリの専門家、そしてお得情報大好きライターとして記事を執筆。日常生活の中で無理なくできる節約術や快適生活術をお伝えしています。生活情報サイトAll Aboutのフリマアプリガイド。

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