沖縄おすすめ食事処!郷土料理と養殖所直営車エビ料理
2023.04.18北谷、たまたま居合わせて踊る人たち
米軍関係者の居住地として人気の高い北谷町ですが、アメリカンビレッジでラテン系の方々と思われるダンスグループと遭遇しました。
若い女性が幼児をあやしながら音楽を流し、リーダーらしき中年の白人男性と若い男性二人が、息もぴったり熟練のダンス。
そこにペネロペ・クルスのようなかわいい女性も加わり、その周りに幼児らが絡んでダンスしたり、駆け回ったり。
先の白人男性が周囲の見物客を「どうぞどうぞ」と手招きしており、気づけばテンション高めの観光客も、私の友人もいっしょになぜか自然に「恋のマカレナ」を踊っているではありませんか。
南の島の開放感。朝、羽田を出発してからこんなに遠くへ来たとしみじみ(体も心も)。
目の前で繰り広げられる自由さ加減、何なのかはわからないけどいいものを見た、と思いました。
基地問題やら、幼児をこんな時間まで遊ばせていいのかなどの問題は置いといて・・・・・・。
沖縄らしい空間「浦添そば」
ドライブの途中で見つけた「浦添そば」1*は、まさに私の好みでした。
壁に浦添えそばと書いてあるだけの民家というかお店ですが、中に入ると、沖縄そばだけでなく、定食がそろっていて、メニューも豊富。
常連さんらしき方々がのんびりとテレビを見ていました。中央のテーブルには、サービスのコーヒーとミニサーターアンダギー。
その横に段ボールに入った島バナナがでーんと置いてありました。店の方が「あのおじさんが持ってきた」と指すおじさんは「庭でなっていたけど半分捨てちゃった」とすすめてくださる。
サーターアンダギーは、小麦粉を油であげたお菓子なので、味も想像できるし、太りそうだし、今まで食べなかったのです。実際食べてみると、この野趣溢れる味わいがなんともおいしい。
ある意味で店と親戚の家の間みたいな空間、商売っ気がないわけではないのでしょうが、居心地が良い。そして持ち帰った島バナナの濃厚な甘さといったら(島バナナは生産量が少ないので高級なフルーツと後で知りました)。
知り合いの知り合いはまた知り合い
沖縄の人は温かく、優しいというのは、こちらの勝手なイメージで、沖縄に限らずどこでも「人による」ものですが、連続してフレンドリーな沖縄の方を目撃しました。
ゆいレールに乗っていたときのこと、赤ちゃんを抱く若い男性がキョロキョロしながら歩いていました。席を探しているかと思い、お尻をずらしたところ、隣の男性がパッと立ち、「ここどうぞ」と席を譲っていました。
すると席を譲られた方の男性は「いや、あっちに行きたいんで」と断り、進行方向へ歩いて行きました。しばらくした後、同じ男性が再び現れ「先ほどはありがとうございました。気持ちはすっげえうれしかったです」と隣の男性にお礼を言っていました。爽やか~。
またジミーという老舗スーパーへ立ち寄ったときのこと、友人がレジの若い男性に「このクッキーは空港内のジミーにも置いてある?」と質問していました。その間、私は店内をふらふらし、欲しい商品をそのレジの若い男性のところに持って行ったところ、
「空港っていうことは、どちらかご旅行に行かれるんですか?」と言い、
「行くって言うか、帰るんです。東京に」と答えたところ、
「あ、ぼく来年上京するんです! 大学に入るんでM市に住むんです」と自己紹介。
その屈託無さに面食らってしまい
「そうですか・・・・・・」としか答えることができなかった私。
「出会えば兄弟」(いちゃりばちょーでー)という言葉がありますが、沖縄に住んだこともある友人は、知り合いの知り合いはまた知り合いと、どんどんつながっていくので、悪いことはできないと言っていましたっけ。
シメは南城市の浜辺の茶屋に行きました。昔行った時は、新しめのお店だったのに、ネットではいつの間にか「老舗」となっていました。時の流れを感じます。
今回も未練たっぷりで沖縄を後にしました。
*1 浦添そば 浦添そば(うらそえそば) | うらそえナビ (urasoenavi.jp)
*2 浜辺の茶屋 浜辺の茶屋 - さちばる やーどぅい
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