沖縄の食、自然、文化を堪能した9日間

夫婦で行く初めての沖縄(自由行動編)

公開日:2020.05.21

毎月のように、ご夫婦で全国を旅してまわっている松本さん。2月に訪れた沖縄の旅のレポートをしてくれました。野球観戦から水族館巡りまで、夫婦でいろいろな経験をしたそうです。

プロ野球のキャンプを見るのが旅の大きな目的

沖縄の県鳥 ヤンバルクイナの親子
沖縄の県鳥 ヤンバルクイナの親子

私たちがこの時期の沖縄ツアーを選んだ理由の一つに2月の沖縄では、巨人軍をはじめ、各球団がキャンプをしていることがありました。私たち夫婦は野球が大好きです。二人で東京ドームに試合を見に行くこともあります。特に、夫はシーズン中はテレビ中継に一喜一憂している‟巨人バカ”。

以前石垣島でロッテのキャンプを見たときに、プロの選手達が汗みどろの練習をしている姿に感動して、ぜひ巨人のキャンプを見たいと思い続けてきました。

2月の沖縄には、8チームがキャンプを行っていますので、キャンプ巡りをしたり、オープン戦を見たりしようと、場所や日程をネットで調べて自由行動の日に組み込みました。

 

楽しみにしていた野球観戦は……

2月16日(日)

小雨の沖縄セルラー球場
小雨の沖縄セルラー球場

沖縄3日目。早めに朝食を済ませ、私達に同行するというUさんと3人で、ホテル前から8時5分発の那覇空港行「急行」のバスで那覇市内に向かい、沖縄セルラー球場での巨人対DeNAのオープン戦を見に行きました。

予報では雨でしたが、那覇へ向かう途中青空が広がり、うれしかったです。球場近くの公園には親子連れがたくさんいて芝生で遊んでいました。

球場前の広場には、食べ物やグッズを販売しているお店がたくさん並び、大型スクリーンには選手たちの過去の試合や練習の様子が映し出され、大勢の人が集まっていました。

まずはチケット売り場へ。東京ドームではなかなか買えないので、奮発して、3400円のエキサイティングシートを買って、ワクワクしながらグッズショップをのぞいて開場を待っていました。

すると、11時頃突然、台風か竜巻かというような突風と雨が襲ってきて、大急ぎでお店の中に避難しました。

雨はやや収まってきましが、小雨模様。時間を見て球場内に入り、エキサイティングシートの指定席を探し当てましたが……。東京ドームの1塁側のような席ではなく、前列とはいえライトの守備位置側の席でした。

雨が降っていたので、屋根下の内野自由席上段にやっと席を見つけて、球場内で買ったお弁当を食べ、寒いのでダウンベストを着こみ、1時の試合開始を待ちました。

雨のためか練習もノックもなく試合開始となりました。原監督とのツーショット撮影や、選手にサインをもらおうと、色紙を何枚か用意していたのに……。

試合は開始早々にDeNAの選手にホームランで2点取られ、巨人ファンの私たちには試合も雨模様でした。

6回まで見て帰りのバスの時間に合わせて、タクシーでバス停へ行きました。それからデパ地下で夕食などの買い物をして7時頃ホテルに着きました。「ウー、最悪の1日!」

試合前の原監督とラミレス監督
試合前の原監督とラミレス監督

 

色鮮やかな花々や植物を楽しみました

2月17日(月)

遠見台から見た熱帯ドリームセンター
遠見台から見た熱帯ドリームセンター

今日も自由行動日。予定ではタクシーをチャーターしてキャンプ巡りという予定でしたが、小雨模様ではということでぶらぶら歩いて海洋博公園に行くことに。

ホテル近くのコンビニを確認したり、大きなお墓を見学したりしながら歩き、公園中央口から入園しました。階段状に広がる広場にはきれいな花や、花で作った動物や鳥のオブジェが飾られていて素敵でした。

海洋博公園の胡蝶ラン
海洋博公園の胡蝶ラン

海洋文化館(入場料190円)に入り、3階建て敷地内の各ゾーンを見学。さまざまな上映内容で楽しませてくれるプラネタリウムを3回見て、園内で昼食を取りました。それから、「おきなわ郷土村」などを見て、「熱帯ドリームセンター」へ行きました。

サンゴと熱帯
サンゴと熱帯

美ら海水族館の入場券(使用済み半券・未使用券)携帯で入場料が半額!ということで入館。2月1日からの蘭展が終わったばかりということもあり、館内は胡蝶蘭「ファレノプシス」やカトレアをはじめとして色鮮やかな蘭や食虫植物、観葉植物、果樹などが園内に連なり、中庭には渦巻き型の遠見台が配置されていて、初めて見る花や果実に目を奪われました。

花の写真を多めに載せますのでご覧ください。

この日は、1日中歩き回って疲れたけど歩いてホテルに帰りました。

アメダマの木
アメダマの木
ウナズキヘリコニア
ウナズキヘリコニア
オオホウカンボク
オオホウカンボク

 

美ら海水族館へ

2月21日(金)

大水槽
大水槽

今日はホテルからシャトルバスで備瀬のふくぎ並木へ。二人でレンタサイクルで1時間ほど、ふくぎ並木や海岸や少し離れた「サトウキビ畑」の道を走って備瀬の空気を味わいました。

地元の方と話したり、サーターアンダギーを御馳走になったりして、歩いて海洋博公園のエメラルドゲートからバス(1日券200円)で美ら海水族館へ、ツアーの料金に入場券も付いていていました。この日はのんびりと水族館見学をしました。

手で触れられる生き物、サンゴや色鮮やかな熱帯魚が、さまざまな水槽で泳いでいました。

手で触れられる生き物
手で触れられる生き物

かわいいチンアナゴやタツノオトシゴも人気です、そして、美ら海シアター・黒潮の海の大水槽には複数のジンベエザメやマンタ、キハダマグロ、カツオの群れが悠々と泳ぎ、アクアルームからはまるで海の中にいるような感覚でその姿を楽しめます。

イルカラグーン
イルカラグーン

大水槽のすぐ横には「カフェ」があり、私達は昼食を食べながら水族館を満喫しました。

その後は、園内の花を見ながら「郷土村」の古民家や穀物倉を見て、「おもろ植物園」は木々毎に沖縄の歌が添えてあるのが面白くて、時間をかけてみて歩きました。

3時ぐらいになり、もう一度熱帯ドリームセンターで花を見たい私と、余り花に興味のない夫は別々に行動することにしました。夫はシャトルバスでホテルに帰りました。

私は一人のんびりと2回目の園内を楽しみました。特に「ヒスイカズラ」が2房も咲いていてうれしかったです。1回目に見たときには気付かなかった花もあり、「好きなことは一人でするといいものだな」と思い、途中の「カフェ」でフルーツいっぱいのパンケーキを一人で食べました(笑)。

初めて見たヒスイカズラ
初めて見たヒスイカズラ
一人時間に楽しむパンケーキ
一人時間に楽しむパンケーキ

ドリームセンター前から一日券でバスに乗り南ゲートまで行き、5分ほど歩きホテルに帰り、フードコートに行き夕食の下見をしてから部屋に戻りました。

一休みしてUさんと夕食の待ち合わせに部屋を出ると、きれいな夕日を目にしてカメラに収めました。

3人で迷った末に「沖縄海鮮丼」を食べ、ロビーでピアノの生演奏をゆったりと聴き、沖縄最後の夜を楽しみました。

今度は2月1日から開催される熱帯ドリームセンターの蘭展・晴天下の巨人軍の練習やオープン戦の観戦や今回行けなかった那覇から恩納村(おんなそん)あたりの観光もできたらいいなと思っています。

沖縄の夕日がきれいでした
沖縄の夕日がきれいでした

 

松本 悦子

先祖代々生まれも育ちも埼玉県。フットワークのよさで、軽めの頭をのせて今まで生き抜いてきた気がします。5坪程の畑で季節の野菜、果物の木を植え、花を愛でて現在夫と2人暮らしです。2017年4月から7月で105日間北半球一周のクルーズに行ってきました。 大切な宝物のクルーズ体験記を読んでみてください。

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