ちょっといいはなし

まさかの奄美大島「あまみエフエム」ラジオに生出演!

公開日:2023.04.29

夫と奄美大島へ。街を歩いていると、スピーカーからTVで聞いたことがある声が流れてきました。「あまみエフエム」のスタジオ? 見学させてもらえるかしら? と入ると「どうぞどうぞ」と招き入れられて、なんとそのまま生出演。びっくりレポートです。

まさかの奄美大島「あまみエフエム」ラジオに生出演!
あまみエフエム ディ!ウェイヴ  明るく元気なアナウンサー久米 蘭さん

あまみエフエム ディ!ウェイヴって?

あまみエフエムディ!ウェイブって?
2階があまみエフエム スピーカーから声が流れて来て

奄美大島の地域密着型のFMラジオ局のことです。

NHKの『ドキュメント72時間』の「奄美大島FMラジオを聴きながら」を見て、おもしろいラジオ局だなと興味を持ちました。

奄美大島は、2021年7月26日にユネスコの世界遺産に登録。MBCテレビ 上白石萌歌さんの『第32回JNN企画大賞 島を旅する 世界遺産 奄美大島』や、テレビ朝日の『朝だ!生です旅サラダ』でも取り上げられています。

その奄美大島に特化した島ラジオが、あまみエフエム ディ!ウェイヴです。

レンタカーで移動中は、ずっとあまみエフエムをかけていました。

島口(方言)満載の独特な語り口

島口(方言)満載の独特な語り口
担当アナウンサー 久米 蘭さん

「うがみんしょうらん、はげー」から始まる、島口(しまぐち)という奄美大島の方言満載の番組が次々とオンエアされます。奄美大島のみなさんが、島口を本当に大切にしていることがよく分かります。

島の高齢者による島口の新聞音読とか、島口の掛け声のラジオ体操は本当に独特です。なかでも、島口の掛け声によるラジオ体操はすごいパワーをもらえます。この掛け声で体操をすると、本当に元気になりそうです。

街中のスピーカーから流れてくる声にひかれて

街中のスピーカーから流れてくる声にひかれて
ラジオ局内部 この奥がスタジオ

奄美大島旅行の最終日に、夕食のお食事処を探しながら散策していると、テレビ番組で聞いたことがある声が街中のスピーカーから聞こえてきました。

ふと見上げると、どうやらあまみエフエムのスタジオのようです。ふらふらと吸い寄せられるように、階段を登って見学させてもらおうとしました。

するとスタッフさんに「ただいま生番組のオンエアー中です」と言われ、断られるのかと思いましたら、その逆で「今から飛び入りで出演してみませんか?」のお誘い。

「いえいえ、そんな」と固辞しましたが、スタジオの奥では担当アナウンサーの久米 蘭さんがテレビで見た通りの笑顔でほほ笑んでいます。

事前に気さくな蘭さんとお話ししているうちに、思わず「はい」と答えてしまい、夫と共に出演させていただきました。

まさかの生放送生出演!

まさかの生放送生出演!
出演記念にいただいた、かわいいスティッカー2枚

久米 蘭さん曰く「強引に引きずり込んでしまった」そうですが、さすがに飛び入り参加に慣れていらっしゃるようで、私たちも蘭さんの魔法にかかったように気持ちよく奄美滞在の楽しい思い出を語らせていただきました。

奄美に来て以来残念ながらずっとお天気が悪く、やっと晴れた今日一日でマリンアクティビティーを全てやり、その移動の際には1本1~3kmもあるトンネルを何本も通り、あまりの長さに驚いたことを話しました。

すると蘭さんは、トンネルが通る前は高い山に阻まれて、それぞれの地域で独特の文化が育ったということ。そして奄美の方たちは、その文化を大切にしていることを教えてくれました。

楽しい12分間はあっという間に終わりました。ラジオ番組生出演という、生まれて初めての貴重な体験をさせていただき、奄美大島滞在の一番の思い出になりました。

ありがっさまりょうたー。

これは最後に習った「ありがとうございました」と言う島口です。

本当にありがっさまりょうたー!

あまみエフエム ディ!ウェイヴ

■もっと知りたい■

上野真香

趣味は陶芸、旅行、料理、華道、手芸など多岐にわたるが根っこは一緒。美味しいものを食べて楽しい人生を送りたいというもの。ワインと犬とコーヒーとTVドラマが大好き。シャンシャンと誕生日が一緒のため他パンダ(?)とは思えず、現在年パスを購入しシャンシャンウォッチャーを続行中。

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