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- 斬新な婚活システム「ラブ・イズ・ブラインド 」
若者の恋愛ドラマ、ましてや素人の恋愛事情など興味は無く、その手の番組はスルーしてきた私。Netflix「ラブ・イズ・ブラインド」は話題となっていましたので、なんとなく視聴することにしましたが「それでそれで?」が止まらず寝不足に。
概要
「ラブ・イズ・ブラインド」は、若者24人が参加する恋愛&結婚リアリティ番組(Netflixで配信中)。
ポッドと呼ばれる個室に入り、次々を相手と会話(デート)すること10日間。相手を見ないままお互いの愛を確かめプロポーズ。「婚約」が成立し、初めて相手と対面することになります。
そこから「バカンス」「同棲」を経て、「結婚式」まで行われます。アメリカ編から始まり、日本編、ブラジル編が制作されています。
内面から絆を深める
婚活マッチングサイトでは、旧来のお見合と同様、写真付きプロフィールから相手を選びますが、「ラブ・イズ・ブラインド」はその逆の流れを行く斬新なシステムです。
相手を見ないとなると、どうしてもコミュニケーションが上手な人に人気が集まってしまうようです。
参加者たちは最初に自分のコンプレックスや悩みをさらけ出すところが、本気とやる気を感じます。また先入観を持たれないのもいいですね。初見で興味を持たれないと、そこから進まない、というのを避けられます。
盛り上がるリビングルーム
女性、男性それぞれにリビングルームが設けられ、同性同士で近況を報告しあい、学生同士のように盛り上がります。でもそこで意中の人が二股をかけていたり、自分が何番手かなどわかってしまったり、ひっそりとバトルが始まります。
そして対面時が、ひとつのクライマックス。ある女性は、「相手に歯が1本しかなくてもキスするわ!」(本当か)と盛り上がっていました。
私は、相手の容姿が受け入れられない場合は一体どんな表情になるのか、またはっきりと拒絶するような事態は起きるのかなどと気になってしまいましたが・・・・・・。
ここでは現実を目の当たりにする
次の気になる場面は、「バカンス」。
カップル同士がメキシコに集結し、パーティー。番組MCが「ここでは、現実を目の当たりにする。互いの容姿、年齢、生い立ち、選択しなかった相手にも対面する、結婚は4週間後」と告げます。
明らかにフェーズが変わったことに意識し始め、身が引き締まる参加者たち、および私。自分が選ばなかった相手が予想以上に素敵だったとか、逆に自分の選択は正しかったと自信を深めるのでは、と想像します。
当たり前のことですが、人はいろんな要素を持っていて、何を優先するか、が難しいところです。
とここまでで一応、番組は終わりに向かうのかな? と思いきや、まだ序章にすぎませんでした。
ここから、「同棲」に入るのですが、お互いの家族を紹介したり、相手の生活ぶりを目にしたりすると、気持ちにも微妙な変化が現れます。
アメリカというお国柄なのか、なにか事が起きれば「今の態度は何?」など、とにかく率直&速攻で話し合い、仲が深まっていくのも見応えがあります。
回が進むにつれ、良質なドキュメンタリーを見ている気持ちになるから不思議です。
※内容はアメリカ編、シーズン2について記載しています。
■作品詳細
- ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~ アメリカ編
- Netflixリアリティシリーズ
- 1話 46分~76分 11エピソード 2021年から配信
- 出演:ニック・ラシェイ,ヴァネッサ・ラシェイ
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