こころが騒いだときこそがチャンス(16)

たまには童心に帰ろう!おすすめ絵本3選

公開日:2022.11.14

今回は、最近私の心を刺激してくれた絵本を3冊ご紹介いたします。たまに絵本を手にしてみるのはいいですね。大人だからこそ絵本を読んで心震わせることが必要なのかな、と思う今日この頃です。

『カラスのパンやさん』 作・絵:かこさとし

『カラスのパンやさん』 作・絵:かこさとし
『カラスのパンやさん』 作・絵:かこさとし 偕成社

行きつけのパン屋さんカフェに飾ってあって手に取りました。カラス一家のパン屋さん繁盛日記です。

パンを買いくるカラスたちや、一家の子どもたちなど一羽一羽が、表情豊かにユニークに描かれているんです。

カラスたちの表情を見て笑ってくださいと、かこさとし氏自身がコメントを書いていらっしゃいます。日頃厄介者扱いされがちなカラスたちですが、愛らしく描かれたカラスに誰もがニッコリすることでしょう。

絵本『カラスのパンやさん』 作・絵:かこさとし

『やまの動物病院』 作・絵:なかがわちひろ

『やまの動物病院』 作・絵:なかがわちひろ
『やまの動物病院』 作・絵:なかがわちひろ 徳間書店

やまの動物病院の診察時間は、夜です。お医者さんは誰なのでしょう。

お話の発想がとてもユーモラスでかわいらしく、読み終わってほっこりする作品です。ベッドタイムストーリーに最適な一冊です。読んだ誰もが良い夢を見ることができることでしょう。

『焼けあとのちかい』 作:半藤一利 絵:塚本やすし

『焼けあとのちかい』 作:半藤一利 絵:塚本やすし

ご本人が中学生の時、体験した東京大空襲。激しく燃える街で生き延びた本人が、焼けあとで誓ったのは、
“戦争だけは、絶対に始めてはいけない”ということ。

絶対という言葉を二度と使わないと封印していた作家があえて使い、どうしても伝えたかったそうです。その熱い思いが込められている作品です。

胸にしみます。絵本作家の塚本やすし氏の迫力ある絵も、反戦を力強く訴えているように思えます。歴史から学ぶことを、怠ってはいけませんね。同じような過ちを犯かさないようにしなくてはなりません。

『焼けあとのちかい』 作:半藤一利 絵:塚本やすし

 

■もっと知りたい■

竹馬子

介護士。これからのエイジングライフは、自分の「楽しい×できる×したいこと」で暮らしていきます。気力と体力のある今こそと思い、2022年秋に山形県へ移住計画中。準備やら取り組みたいことやら日々のあれこれをお伝えしていきたいです。Instagram

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

いまあなたにおすすめ

注目の記事 注目の記事