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- 私、決めました!2022年秋に地方都市移住
55歳で移住を決めた竹馬子です。2022年秋に山形県へ移住計画中の今、準備やら取り組みたいことやら、日々のあれこれをお伝えしていきます。
独身、これからの自分らしい暮らしを考える
以前から漠然と、60歳で定年を迎えたら、どこか自然を感じられるところで、のんびり畑仕事をしながら暮らしたいと夢を描いていました。都会生まれ、首都圏育ちの私。田舎がなく、自然が身近にある暮らしに強い憧れを持っていたんです。
52歳で生まれて初めての骨折を経験して、「私、このままでいいのかしら?」と思い始めました。認めたくないけれど、体は確実に衰えてきています。白髪も確実に増えてきています。
しかし、まだまだしたいことがあります。田舎暮らしって体力が必要です。
それなら、今すぐにも実現に向けて踏み出そう。若返る努力なんて必要ない、エイジングを楽しんでいくのが、私流だわ! と自分に宣言したのが53歳のとき。
女は、決断すると行動は早いものですね。いったい自分は、何を望んでいるのか、自分の心に向き合ってみることにしました。
頭の中のもやもやを整理してみたら、見えてきたこと
コロナ渦は、正社員からフリーへ転向したばかりの頃で、仕事の本数の変動が激しく、自宅で過ごす時間が多くなりました。
三食すべて自炊。読書をしたり、思い切った断捨離や模様替えをしたりして、居心地のよい空間づくりに時間を費やしました。
オンラインで、自分らしい暮らし方を提案するライフスタイルデザイン講座を受講したことも、頭の中を整理する機会となりました。
自分の好きなことや嫌いなこと、得意なことや不得意なこと。自分のしっくりくる生活リズムなどを書き出していきました。朝の過ごし方、窓から見える自然の景色など、細部にまで理想とする暮らしを掘り下げていきます。こんなにも時間をかけて、自分自身と向き合うのは、人生で初めて。
すると、もやもやっとしていた頭の中が整理できて、自分を知ることができるようになりました。
自分にとっての幸せは、もはや物質的な豊かさでは満たされない。目指す、シンプルで、ゆったりとした暮らしを実現するには、都会を飛び出すしかないと思ったのです。
無農薬の野菜作りを始める
私は、余すことなく食材を使って、なんちゃって料理を工夫することが大好き。都会を飛び出すための第一歩として、まずは食べたい野菜を自分で育ててみよう、味噌や梅干しを自分で作ってみようと、できることから少しずつ始めていくことにしました。
意気込みは十分ですが、はたして野菜作りに必要な体力があるかどうか試す必要があります。ちょうどタイミング良く、地元の体験型農園受講生募集記事を広報誌で見つけて、応募しました。
農園での週1回野菜栽培活動の他、自宅であるシェアハウスの庭でも、畑仕事に興味ある仲間と、自分たちの出す生ごみたい肥を使って野菜作りをスタート。農薬や肥料を使わずに、種から野菜たちが日に日に育っていくのを目の当たりにして、目覚めました。
季節や自然の流れに沿った暮らしが、こんなにも体の調子を整えてくれることに気づいたんです。この続きは次回の投稿で。
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