こころが騒いだときこそがチャンス(2)

地方移住~こだわりを持って暮らしていきましょ!

公開日:2022.04.10

55歳で移住を決めた竹馬子です。2022年秋に山形県への移住計画準備中です。今回は、自分らしい暮らし編です。

【地方移住への道】こだわりを持って暮らしていきましょ!
岡本太郎“母の塔”、生田緑地にて

自分の理想の暮らしを整理してみた

場所は、どこにしようか? 寒がりで冷え性だから、温暖なところかな? でも雪や雨も風情があって好きだなあ。

京都大原に住むベニシアさんの古民家みたいに、自分好みの暮らし方を築いていくのもいいなぁと妄想し始めましたら止まりません、面白くなってきました。しまいには、理想の家や空間、ほしいインテリアなど雑誌の切り抜きのコラージュまで作り始めちゃいました。

すべてをいっぺんに手に入れることはできないのはわかっているけど、夢って大事。思い描くことで、夢が夢でなくなる、現実化する、引き寄せられていくものと信じています。

自分の理想の暮らしを整理してみた

自分らしい暮らしのこだわり

移住フェアに参加したり、オンラインで移住経験者のお話を聞いたりもしました。各地域担当の方々の熱烈なアピール話は楽しいですが、いまいち、ピンと来なかったんです。

30代でオーストラリアへ思いきって旅立った時の、なんでもOK! みたいな感覚とは違うなと思いました。もっと自分のことを掘り下げて、客観視して、これからのことや、理想の暮らしを固めていくものなのじゃないのかなって思いました。

そんな時にライフスタイルデザイナーの中屋香織さんにたどり着きました。

ご自身の移住経験や不動産業界でのご経験をもとに、自分らしい暮らし方についての講座を開いていらっしゃいます。自分の思い描く、そして大切している暮らし方を細分化して可視化するワーク、移住地域の選び方など目から鱗のアドバイスをしてくれました。

今では、定期的なオンライン座談会にも参加して、自分と同じように自分らしい暮らし方を模索されている方や、すでに移住されている方ともつながることができ、いろんな意見交換をしています。コロナが落ち着いて、仲間の移住先訪問ができたらどんなに楽しいだろうなと、また妄想が膨らんでいます。

以下、わたしのこだわるポイントです。

移住が現実化しようとしている今では、こだわりはもっと増えてきちゃってますが、妄想はやっぱり楽しいですね。

  •      自然がある
  •      おいしい食べ物がある
  •      四季折々の里山をとことん楽しめる
  •      野菜作りができる
  •      景色がよい
  •      ゆったりとした空間がある
  •      自分のできることや趣味の手作りでちょこちょこと稼げる

自分らしい暮らしのこだわり

段階的な移住という考え

前回の記事でお伝えした、生活クラブの“産地で暮らす”プロジェクト拠点は、山形県酒田市です。庄内地域は、生活クラブの食糧基地といっても過言ではありません。

約40年以上にわたり、生産業者と提携関係を築いており、お米、豚肉、各種農産物や農産加工品など多数の食材(生活クラブでは消費財と呼んでいます)を組合員に提供しているのです。四季を通して、おいしい食材が目白押しなんです。

豊かな食文化が根付いている庄内地方で、一人ではなく、同じような思いや価値観をもっていらっしゃる方々と共に暮らしを創っていくことに、とっても魅力を感じました。一人ではできないことも、仲間がいれば実現できることがあるかもしれません。

移住仲間と一緒に、地域に根差した拠点づくりに参加したり、自分たちの食べる野菜を作ったりと、それぞれが取り組みたいことを話し合ったり、意見交換を繰り返しています。気の合う仲間とスモールビジネスを立ち上げたりする話もでてきており、夢が膨らみます。

いきなり地方へ単身で飛び込んでいくのではなく、地方自治体と生活クラブ協同組合のバックアップで自分の移住の夢が実現できることは、中年女子にとって大変ありがたいです。

「住む」、「集う」、「働く」の提供があることは、心強いですもの。

実は、住まいは、ルームシェアを検討中。段階的な移住は、こじんまりとお金をかけずにスタートしようと思っています。

次回は、定期的に開催されてきた検討会についてお伝えしていきます。

 

■もっと知りたい■

竹馬子

介護士。これからのエイジングライフは、自分の「楽しい×できる×したいこと」で暮らしていきます。気力と体力のある今こそと思い、2022年秋に山形県へ移住計画中。準備やら取り組みたいことやら日々のあれこれをお伝えしていきたいです。Instagram

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