移住2年目突入!57歳、カラフル移住ライフ満喫中
2024.04.122022年03月27日
こころが騒いだときこそがチャンス!
暮らしに余白を作ることで、見えてきたもの
55歳で移住を決めた竹馬子です。2022年秋に山形県へ移住計画の準備中です。今回は、準備第二弾、生活ダウンサイジング編です。
しんどいを手放して得たもの
思えば、会社員として働いていた頃は、自分のためというよりは、会社のために生きているような気分でした。会社からのお給料は、労働の対価であり、勉強料だと思います。生きていくうえで、お金は大事だけど、すべてではありません。
これからは、働くことと生きがいをもっと密接に結びつけて、人生設計を再構築するためにしんどいことは手放すことにしました。
会社員時代から、本業の介護の仕事の他に、副業をちょこちょこと行っていました。副業は、ご高齢者の在宅支援。
公費である介護保険サービスでは時間的、人的にまかないきれないことが多くあります。外出したいとか、ペットの散歩や仏壇の掃除など。その人にとって大切にしていることに寄り添える個別支援に携われることは、仕事の達成感と満足度が俄然高いのです。
冒険心、チャレンジ精神旺盛なわたしのこころが騒ぎ出しました。2020年コロナ禍、副業を生業にしました。働き方を変えたことで、自分の意思で自分の時間をコントロールできることが、こんなにも快感であることを知りました。
ただ自由度が高い分、生活の不安定は否めません。そこで、生活のダウンサイジングを始めました。
生活に必要なお金って、そんなに多くはいらない
お金との新しいつきあいが始まりました。生活に必要なお金の見直しは、地方都市移住へのステップアップに役立っています。身の丈を意識すれば、節約は楽しく続けられます。
今まで、携帯代や保険料、家賃などの固定費は、先々のことを鑑み、何度か見直ししてきました。貯金や投資にも勤しんできましたが、一旦休止。これからの人生後半は、あるものに感謝して、なければ自分でなんとかしていく暮らし方に、方向転換です。
食べたい野菜は、庭の畑で育てる。もしくは地元の農家さんが作るものを買います。時には、親しくなった農園の方から野菜の苗をいただくこともあります。
みそや梅干し、ぬか漬けなどは手作り。きのこや根菜類は、干して、備蓄して活用しています。
野菜以外の食材は、生活クラブ協同組合に加入して、安心安全な食材をシェアハウス有志で共同購入することもあります。食べたいけど、ちょっと高いな、一人では多いなと思ったら、購入シェアを募集して折半。または数名でシェアして、必要なものを必要な分だけ購入しています。
ダウンサイジングで浮いた費用は、大好きなコーヒーやスイーツを購入したりします。
暮らし方に余白を作ることで、見えてきたもの
料理という新たな自分のスキルを開拓できたのも、働き方を変えたおかげです。自分の日常を大切に、マイペースで、働きすぎず、ダウンサイジングした暮らしは、ストレスフリーで、とても心地よいです。
あとは、自然を身近に感じられる土地での暮らしが実現できれば、いうことありません。どの地域なら自分の役割、存在に実感が持てるか、時間をかけて探していけばいいと思っていました。
そんなときに、生活クラブの「庄内の福祉コミュニティ構想」に出合いました。山形県酒田市TOCHiTO プロジェクト計画を知り(生活クラブ 産地で暮らす)、移住を本格的に考え始めました。
「住まい」+「地域と交流する場」の機能を兼ね備えた複合施設への移住を検討する会に定期的に参加し、移住希望仲間と意見交換を重ねています。自分らしい暮らしを考える移住ポイントを、次回の投稿でお伝えします。
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