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- 野菜を育てることは生きるためのスキルを学ぶこと
55歳で移住を決めた竹馬子です。2022年秋に山形県へ移住計画の準備第一弾として、野菜を育て始めたら、生き方が変わりました。
いのちの大切さ
野菜を育てる=生きるためのスキルを学ぶといったら、少し大げさすぎるかしら?
そのくらい、本格的に野菜づくりに取り組んだ衝撃は大きかったのです。毎日ちょっとずつ変化しながら成長するものを見守っていくことって、とっても充実感がありますね。愛おしいというか、うれしさで心が満たされます。
小さな種から少しずつ土を押し上げて芽を出して、やがて大きくなっていく様子は、いのちの大切さを感じます。間引きした新芽も、成長した菜っ葉も根も余すことなくいただいてます。
都会に目を向けた暮らしは、生きることが見えづらかった気がします。自然に触れる生活が習慣になると、わたしたち人間も自然の生物体系の一部であることを改めて考えさせられます。
生活リズムが変わりました
早寝早起きになっちゃいました。夜ふかしなんて、もうできません。
23時前には、読みたい本を開いてもこっくりうたた寝を始めてしまい、電気をつけっぱなしで寝ちゃっていることもしばしばあります。
一日の始まりが早いと、時間の使い方が有意義になります。
冬の時期や、雨風の日は、農園体験も休みになります。畑作業のない日は、SNS投稿の下書きをしたり、ふっと頭をよぎったアイデアやひらめきなどを書き留めたりしています。毎日ではありませんが、起床時の5分間の瞑想と短時間の読書も、今ではほぼ習慣となり、自分との対話が増えた気がします。
自然のリズムや季節に沿った日々の過ごし方は、からだにもこころにも優しいですね。土に触れることで、自分の中に良いエネルギーが満ちていくのを感じます。
エネルギーの高いものを食べれば、体は自然と整っていく
人間の体は、自然界の変化とシンクロしていると考える中医学。いわゆる薬膳について、一昨年薬膳セラピスト初級講座を受講し、一気に食に対する興味が広がってきました。
旬の食材を食べることで、その季節に起こりやすい不調を予防することができるんです。薬に頼る生活とは、もうお別れです。
寒い冬の時期、冷え性である自分は、体にエネルギーをチャージできる根菜類など体を温めるものを多く食べています。春には、ふきのとうの他、タラの芽やユキノシタ、柿の新芽などを天ぷらにして揚げるのがシェアハウスの恒例行事です。
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