手帳で日々の悪習慣から脱出!
2022.01.102022年10月29日
シニア大学での学び
これから どうする(4)
シニア大学の初めての宿題は『自分史年表=人生棚卸表』に、記入することでした。今までの人生を振り返り、良かったことも、そうでないことも、年代別に記入し、その時の気持ちを書きましょうと、言うのです。
宿題の人生棚卸表
人に見せるものでは無い、書きたくない事は書かなくて良い、と言われました。
「いつ、どんな事があって、その時の気持ちはどうだったか」生まれた時からの事を書きました。
偶然、【20歳の自分に出会う旅】を書いた頃から、これから先どう生きるかを考えよう、と思い始めました。それには、自分の過去を思い出す必要があると感じました。
それで、懐かしい思い出の【椛の湖】や、忘れようとしていた過去に関係する【満蒙開拓平和記念館】に行きました。そして、いろいろ思い出しました。
自分なりに考えていなければ、まごついて、すぐに記入できなかったはずです。つらかった事・悲しかった事を、思い出すには、勇気がいりました。
昨年(2021年)から向かい合ってきたので、今はスッキリとしています。それで、スラスラと書くことができました。
人生の道路地図
次の講座では人生棚卸表を基に、人生の道路地図を書くことになりました。
今までとこれからを、好きなように。決められた様式はありませんでした。皆、思い思いに描きました。その地図にも、気持ちを記入するのです。
エレベーターで上がったり下りたり、私の人生地図ができました。願いを込めて、右上がりにしました。
女性は長生きするの? これからも?
『なぜ女性の方が長生きか?』の質問にいろいろな答えがありました。
昭和世代の私は、『男の人は仕事一辺倒なケースが多い。女の人は、いろいろな事をする。家事も育児も仕事もする』と答えました。小さな拍手が上がりました。
食べる事が一番大事
家事と言っても、料理・洗濯・掃除・育児など、それぞれに種類が多く、手も頭も使います。
便利な道具で家事は随分楽になりました。
店には、すぐ食べられる食品が、並んでいます。料理は作るのではなく、選ぶだけの時代になるのかしら?
全てを否定しませんが、人間力が低下するのではないかと心配です。スイッチを押すことはできても、包丁も使えなくなるのでは?
『80になっても初めての物は初めてだ。上手くできる訳がない』とは義父の言葉です。『今できる事を最大に』と、聞こえてきます。“ずく”を出しましょう。
※ずくとは、根気・根性・やる気・面倒がらない気持ち……を表す長野県の方言です。
シニア大学の実技講座では、写真を習い始めました。理屈も知らずにスイッチを押していましたから。
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