憧れのコッツウォルズ!!

娘の暮らすLondonへ(2)

公開日:2022.10.14

Londonと言えば、バッキンガム宮殿・ウェストミンスター寺院・ビッグベンが何といっても定番ですね。

Londonから郊外へ

花が好きな私。若い頃イギリスにお花留学をしたい! と資料まで取り寄せたこともありました。結局、そんな勇気は持てず淡い夢と消え、今に至っています(苦笑)。

そんな訳で、今回ぜひとも訪れたかったのが、コッツウォルズです。

Londonから車で約2時間弱。普段車生活をしていない私たちと、まだまだ若輩ドライバーの娘の運転では心もとないこと満載ではありましたが、異国の長距離ドライブを実現してきました。

Cotswoldsの小さな村々

Londonから、雅子皇后も通われた大学で有名なオックスフォード大学を経て、のんびりした田園風景が美しいコッツウォルズ地方へ入ります。

まずは、詩人ウィリアム・モリスが「イギリスで最も美しい村」と称したバイブリーへ。

Cotswoldsの小さな村々
Bibury

石造りの建物と水辺の風景が、まるでおとぎ話の国に迷い込んだかのごとく、美しく可愛らしい素朴な村。

村をぐるっと一周しても20分ほどの小さな村で、たった一軒のスワン ホテルでは、これから結婚式が開かれるようで、若者や家族らしき人々が集まっていました。

次は、コッツウォルズ屈指の水の都と言われているボートン・オン・ザ・ウォーターへ。

小川沿いに小さな商店やカフェが立ち並び、コーヒー片手に川沿いを散歩したり、子ども達が小川で遊んだり、と賑わっていました。その昔、近所の村々から人々が買い物や憩いに訪れた村なのでしょう。

Cotswoldsの小さな村々
Bourton-on-the-water

そして、今日宿泊するのは、ここからさらに北へ20分ほどのブロックリーという村です。明日は念願のイングリッシュガーデン訪問です。

憧れのイングリッシュガーデン

コッツウォルズには、数えきれないほどの庭園があり、中には個人の家庭のお庭も見学させてもらえるそうですが、コロナ禍以降クローズしている所も多いのだとか。

まずはヒドコート・マナー・ガーデン。アメリカの造園家ローレンス・ジョンストンが30年もの年月をかけて作り上げた庭園で、男性が手掛けた庭園らしく、随所に考え設計しつくされた、精巧な美が感じられる庭園です。

憧れのイングリッシュガーデン
Hidcote Manner Garen

キフツゲート・コート・ガーデンズは、3代にわたる女性たちが丁寧に大切に管理してきた、小高い丘の斜面を利用した美しい庭園。女性らしく花々にあふれ、“一日中ボーっと過ごしたいな!”と思える場所が散りばめられた庭園。

Londonの街中は、エリザベス女王崩御の悲しみと、いつもとは違う空気が流れているようでしたが、ここコッツウォルズは悲しみは秘めたまま、いつもと変わらぬ長閑な時間が流れる素敵な場所でした。

今回は限られた時間の中でのドライブ旅行でしたが、もし次の機会があれば、お花の最盛期にコッツウォルズにもう少し滞在し、村々や他のお庭をゆっくり散策したいと思いました。

※今回、旅行前に参考にした本をご紹介します。         
『コッツウォルズ イングリッシュガーデンとティールーム:庭園と紅茶とマナーハウスを楽しむ』小林写函(著) 

 

■もっと知りたい■

森taitai

人生100歳までと考えたら、時間はたっぷりあります。
夫の仕事の関係で、香港、上海に暮らすこと通算8年。中国語と中医学、薬膳茶などにすっかり魅せられ、勉強はまだまだ続いています。知り得た知識からの日々に役立つ情報や、好奇心の赴くままに挑戦する日常を綴ってゆきたいです。
 

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