これもカルチャーギャップかな

ピーマンで笑われる

公開日:2022.09.29

海外で経験した、カルチャーギャップあれこれ。

ピーマンで笑われる
世の中は まだまだ知らない ことばかり

それ コスコだよ

昔、ハワイに住んでいた時、日本から遊びに来た親戚が「コストコに行きたい」と言ったので思わずジュースを吹き出してしまいました。「あれねコスコって読むんだよ」と教えてあげると「日本ではコストコだよ」と言われ、今度は私がびっくりしました。

そういえば、北欧家具のIKEA、北米では皆「アイケア」と発音します。帰国して皆が「イケア」と言っていたので、そうなんだと思いました。

これは宗教画で「イコン」と紹介されているのが実は「アイコン」のことだというのに似ています(Iを「イ」と読むか「アイ」と読むかの違い)。

そういう私もいろいろありました。

ハワイでアイスの種類がたくさんある「バスキン・ロビンス」に行こうと誘われ、わくわくしていたら「サーティワン」だったことが……。

でも帰国してよく見たら、日本のサーティーワンの上にバスキンロビンスって書いてありました。

それ コスコだよ
いつの日が 笑いのネタに 失敗も

ピーマンで爆笑

ロンドンにいた時は地元の英国人に「野菜とかで日本では見かけないものあった?」と聞かれ、「オレンジのピーマン」(35年前の日本では売っていなかったパプリカ。当時単語も知らなかった)と言って爆笑されたことがありました。

ピーマンってどんなの? というので絵を描くと、「これペッパーだね。それにしても日本ではピーマンって言うのか」といってまた笑い出しました。

その理由を聞いてびっくり。

ピーは小便のことで、マンは男。つまりピーマンは小便をする男になるのです。

だから私は「オレンジ色の小便をする男を、野菜売り場で初めて見た」と言ってしまったわけ。

そりゃ笑うわな。

一字違うと大違い

アメリカのアンティークの番組で、日本の骨董を紹介していました。

根付のコーナーで司会者が「これは日本で有名なオカマです」とテレビから聞こえてきたので、「だれだれ? 骨董品になっているオカマって」と見つめた画面にはあれれ、「おかめ」が映っていたのです。

それは外国人が日本の八百屋で「ニンゲンください」といって驚かれた話に似ています。

一字違っても通じないもので、この人は「人間」ではなく「インゲン」が欲しかったようでした。

一字違うと大違い
言葉より ボディアクション 伝わるよ

ダンナもハワイのスターバックスで「コーヒー」の発音が通じず、コーヒー屋に来たんだからコーヒーを注文するくらい察しろよと不満気でしたが、数か月後とうとう根負けして飲みたくもない「モカ」を頼んでました。これなら通じるので。

 

 

■もっと知りたい■

夢丸

バブルの20代、学びの30代、思いがけない海外生活の40代、介護が始まる50代、忙しい日々でした。今両親を見送ってやっと自分の時間が始まると思ったら、平均寿命まで生きたとしてもあと十数年(あれまあ)。人生は短く、一度きり、わがままに生きましょう。

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

いまあなたにおすすめ

注目の記事 注目の記事