夫婦それぞれ

夫はどちらかというとインドア派。パソコンをいじったりする時間が多く、根がのんびりタイプなので、こちらから働きかけなければ、日がな何時間でもパソコンの前に座っているタイプです。

私はどちらかというとアウトドア派。決してスポーツ好きでもありませんが、とにかくじっとしていること、何もしないで家にいることが嫌いです。何かしら用事やらイベントやらを見つけて出かけたいタイプです。

おまけに、かなりのせっかちです。最近は夫との時間軸の違いにイライラすることもよくあります（苦笑）。

タイプはそれぞれ違いますが、唯一食べ物の趣味が合うことが救いです。夫も私も大のエスニック好きです。パクチー大好き！ 辛いもの大好き！ ゴーヤも大好き！

夫婦共通の趣味

夫がゴルフを始めたのは、単身赴任していた時です。夫はスポーツには縁遠いタイプの人でしたが、単身で暇な土日を、同じような単身仲間と始めたゴルフに意外にもはまっていったようです。

そして私は、単身赴任先で初めて夫に連れられてラウンドを経験しました。まったくの初心者でプレーはひどいものでしたが、鮮やかなグリーン上で、18ホール歩きながら、気持ちよく汗をかき、下手くそながらも“楽しい!!”と感じました。

そして、唐突に老後の共通の趣味になるかも……と思ったのです。　　　　　　　　

思ったら、次の行動が早いのが私です。すぐにゴルフスクールに申し込み、翌週からレッスン開始です。あれから10年、修行はいまだ続いています。

月一ゴルフの約束

夫も私も50代になってから始めたゴルフです。お互い、なかなか思うようには上達していません。本当にゴルフは奥が深く、難しく、そして頭も使うスポーツです。それでも、二人はくじけずはまっています。

コロナ前は、旅行を兼ねてのリゾートゴルフも何回か経験しました。海外でのゴルフは、下手くそでも意外と気軽にでき、とてもリフレッシュします。

今は、なかなかリゾートゴルフも実現しませんが、「月に一度は夫婦でラウンドしよう」という約束は守られています。

夫には夫のゴルフ友達。そして私にも月一のレディースゴルフをご一緒する友達ができました。

もともと無口で話題の少ない夫との、ゴルフを通じての会話や、お互いのゴルフの成長への喜びを共有することは、熟年を過ぎ老年に向かっている夫婦の数少ないつながりの一つです。

少しでも長くゴルフを楽しめるように、足腰丈夫でいなければ!!

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