冬の道東一人旅(前編)
2018.07.032022年06月29日
夫婦で一泊二日のチビ旅行
坂の街 函館
坂の街・函館に行ってきました。土日の一泊二日のチビ旅行ですが……。夫の友達(大半がリタイア後の余暇を楽しんでいる方々です)との、北海道ゴルフ旅行に後からジョインして、今回は函館チビ旅行を計画いたしました。
坂の上の家
私も夫も、生まれた時から家は坂の上にありました。それも生半可の坂ではありません。おまけに二人とも通っていた高校までもが坂の上にあり、小さい時から青春時代に至るまで足腰鍛えられていました(苦笑)。
なので、結婚後、二人が選んだ最初の新居も、かなりの坂の上にありました。二人とも坂の上の家を選ぶことにまったく抵抗感がなかったんですね。
遊びにきてくれた友人、そして成長した娘たちによく言われたものです。「何でわざわざ、こんな坂の上の家を選ぶかね~」と。
余談ですが、そんな坂の上の家に暮らして約30年。老後の生活を前にして、私たちは最寄りの駅からフラットの家に住み替えを致しました。“これなら将来車いすになっても大丈夫だね!”と、さすがに還暦を過ぎた夫婦は安堵しているところです。
函館の坂
函館が坂の街であることは、テレビや雑誌などから知ってはいましたが、本当に見事なほど坂が並んだ街でした。
函館山の麓に沿って、18本もの坂が海に向かって並んでいます。それも、どの坂もかなりの勾配があり、函館の方々は足腰さぞかし丈夫なんだろうな~と推測。
なかでも一番有名でテレビドラマや雑誌の撮影などに使われるのが“八幡坂”です。道幅も広く、坂の上から見事に海へ続く姿は美しかったです。
今回は、市電に乗って末広町で降り、日和坂から基坂を通り、旧イギリス領事官、元町公園を散策して、八幡坂、二十間坂を降りて、赤れんが倉庫群の方へ移動するルートです。
途中、可愛らしい雑貨屋さんやカフェなどもあり、休憩しながら散策しても小一時間あれば回れます。何よりもお天気に恵まれたのでラッキーでした。しかし、子供の頃足腰鍛えられていたはずの夫婦ではありますが、坂、坂、坂の観光はなかなかタフでした(;^_^A
夫婦チビ旅行
函館と言えば朝市ですが、感覚的にはまだまだ集客が戻っていない感じではありました。それでも市場の皆さんには明るさと活気があり、「今日あたりは、だいぶお客さん多いんだよね~」とうれしそうに話す姿に励まされ、ついつい蟹を買ってしまいました。
コロナ禍で、海外旅行することは、まだまだはばかられる日常です。もともと我が家はどちらかというと海外旅行派(と言っても東南アジアばかりですけど……)でしたので、海外に行くことができない、この2年は本当に“つまらないな~”とストレスたまりまくりでした。
今回の思い立ったら行ってみようぐらいの一泊二日の国内旅行にも、楽しい発見があり、何よりも、観光地の皆さんが、私たち観光客を”待ってました!”と明るく迎えてくれる、その活気に、「来て良かったな~」と思いました。
コロナ禍も少しずつ先が見えてきた感もあるので、私たちが気を付けながら動くことも大事だと強く思いました。
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