子がいない夫婦の終活&相続!絶対にやるべきことは
2022.02.212023年04月20日
いつも一緒だと疲れるよね?
終活婚した私たち夫婦ですが……夫との距離感の話
ずっと家に居られたら、ちょっとうんざりしちゃうかもしれない……。夫との距離感のことをお伝えしたいと思います。
夫がリタイアした理由とは?
終活婚した私たち夫婦は、令和婚してもうすぐ満4年(結婚4周年 花婚式・書籍婚式)です。結婚した理由などは以前『壮大な計画……終活婚』でお話ししました。
夫は60歳代前半でリタイアしました。「もう少し働いたらいいのに」と思ったりしましたが、夫いわく「男性は女性より寿命が短いから、仕事を辞めた途端に病気になって、何も楽しめないままに仕事だけで人生が終わってしまったらつまらない」「元気なうちに旅行もしたいし、ゴルフも思いっきり楽しみたい」ということでした。
確かに夫が言う通り、いつ病気になってもおかしくない年齢です(実際に私は癌になりました)。あとで悔やんでも取り返しの付かない年齢になっている私たちですから、夫の望むようにしたらいいと思いました。
夫との距離感とは?
夫は、月3回はゴルフコースに出ています。ゴルフのお付き合いのお友達がたくさんいて、あちこちからお誘いを受けてゴルフコンペに出たり、そのために打ちっぱなしの練習場に週3~4回出かける、体作りのためにジムに通うといった日々です。
付き合い始めた頃は「一緒にコースに出ようよ」と誘われて、打ちっぱなしデートをしました。何度も練習をしたりしましたが、結婚することになった時きっぱりやめました。趣味は別々にして、お互いの逃げ場を作った方が精神衛生上良さそうだと感じたからです。
ずっと家に居られたら、ちょっとうんざりしちゃうかもしれないですが、私は仕事や勉強そしてプール、夫は好きなゴルフとジムで、毎日のようにすれ違っています。
一緒に出かけるのは、買い物や旅行、孫の所へ遊びに行くときなどです。いつもべったり一緒にいないことが、気晴らしになっているようで、いい距離感なのかなと思っています。
流派の違いとは?
私が仕事に出かけていると、夫が洗濯物を干してくれたり、食器を洗ってくれたりします。とても助かるしうれしいのですが、干し方や洗い方など、ことごとくやり方が違います。「こうして欲しい」と言うと、夫は夫なりの理由や理論があって、譲りませんからもめる原因になります。
気を悪くして「気に入らないなら自分でやって」と家事をしなくなってもつまらないので、我が家では「流派の違い」と言っています。これは洗濯も食器洗いも、茶道や華道と同じで流派があって、どちらが正しいということではないので、それぞれの流派の作法を尊重するという考え方です。
面白いでしょう? こんな感じで夫との距離感を作って、お互いに入り込み過ぎないように、違うことを認め合って暮らしています。
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