【女性の実録1・55歳ミナコ】セカンドパートナーのメリット&トラブル
2025.03.16
公開日:2025年03月16日
セカンドパートナーのメリット&トラブル
【女性の実録3・59歳ユキノ】既婚者アプリでセカンドパートナーと出会った結果
「セカンドパートナー」の実録シリーズ第3弾。不倫とは違う純粋な心の拠り所と注目が高まりますが…実態はいかに?59歳のユキノさんは、軽い気持ちで付き合った結果、本気になられすぎて恐怖を感じる事態に。
既婚者マッチングアプリで出会った彼に…沼られて
もう一人、話を聞かせてくれたのは、ユキノさん(59歳)だ。すでに孫もいる彼女だが、「軽い気持ちで付き合っていたセカンドパートナーが、だんだん本気になってきて怖い」と言う。
「私は家庭が大事だし、別に夫に特別な不満があるわけではないんです。ただ、夫はもうあまりにも『家族』で、肉体的なふれあいなんて皆無。もう20年くらい手さえ触れていない。娘に子どもが生まれて抱いたとき、人肌の温かさに飢えている自分に気付いちゃったんです。でも娘は近くに住んでいるわけではないから、孫にはめったに会えない。人肌に飢えているというのは、結局、心が渇いているわけです。だから心の渇きを埋めたくて、既婚者マッチングアプリに手を出しました」
ユキノさんも、すぐに気の合う人に出会えたわけではない。なんと30人ほどとメッセージのやりとりをし、紆余曲折を経てたどり着いたのがジュンイチさんだった。4歳年下の彼は、まじめで優しい人だ。
「私の話を前のめりになって聞いてくれて。夫と会社員の息子と3人暮らしで、普段はたいして面白いこともなくて、みたいなしょうもない話を面白がってさえくれる。彼はけっこう多趣味で、『渋い趣味で誰も付き合ってくれない』というのが能だった。
1度観たいと思っていたけど一人では行かれなくてと言ったら、一緒に行きましょうということになって。面白かったです。それ以来、能や歌舞伎、私の好きな動物園と、外でのデートを楽しんでいました」
次第に性的な快楽にのめり込んでしまい…
彼は何度となく、性的な関係を要求してきた。もちろん無理にとは言わない。でもあなたのすべてを知りたいんだとせつない表情で訴えてきた。ユキノさんも心が動いた。
「断っていたのは、そういう関係になりたくなかったからというより、もう裸を見られるのが嫌だったから。あちこち重力でたるんでますから(笑)。でもそう言ったら、彼が『僕だってそうだよ、できるかどうかわからない。でも素で抱き合いたいんだ。セックスしたいというより、気持ちを通い合わせたいんだ』と。あ、それは私も同じだと思った。知り合ってから1年近くたって、ようやく...