【男性の実録1・56歳タカシ】セカンドパートナーはお互いを高め合える最高の恋人
2025.03.16
公開日:2025年03月16日
一定の距離を置きながら付き合える重くない関係希望
【男性の実録2・58歳タカアキ】セカンドパートナーは複数もってリスク分散
「セカンドパートナー」の実録シリーズ第5弾。不倫とは違う純粋な心の拠り所として注目が高まりますが…男性の場合は?56歳のタカアキさんは、妻とはお互いの行動を詮索しない関係。一定の距離を置きながら付き合える人を探し、時には複数人と付き合う心理とは?
常に『一定の距離を置きながら付き合える人』を探している
セカンドパートナーといえども「軽い関係」を望む男性も少なくない。結婚生活の息抜きに、同世代の女性と話して、時には体の関係をもって、あっさりと別れ、また新たな人と出会うような生活が自分に向いていると考える人もいる。
「正直、僕のケースががセカンドパートナーという概念に当てはまるのかはわかりませんね。最初は女性側も了解してくれることも多いし、付き合ってみないとわからないことも多いですよね。自分の方が夢中になりかけることもある。でも、常に『一定の距離を置きながら付き合える人』を探しています。
たまに2、3人重複して付き合う時期もあります。『リスク分散』というのかなあ、女性は3人いてもそれぞれに魅力が違うから、複数でも大丈夫なんですよ。自分も沼るというか依存しすぎたくないし、相手からも依存されそうになったら、申し訳ないけどするりと逃げることにしています」
家庭内別居じゃないけど、必要以上に行動を詮索しない
タカアキさん(58歳)は、すらりとした長身で、細マッチョ系。体型を整えるため、ジム通いは欠かさない。どうやら根っからの「女好き」のようだ。男友達より女友達の方が多い彼だが、結婚後は仕事と家庭に力を注いできた。
「共働きだったから、妻とは強力なタッグを組んで2人の子どもを育ててきました。仕事と家庭で全力を使い果たし、ふと気付いたらこの年になっていた。
妻と話し合って、これからはお互いに好きなように生きようと決めたんです。家庭内別居というわけじゃないけど、必要以上に行動を詮索しないとゆるく決めて。だから食事も別々、たまに一緒に食べるときは約束して外食します。これもデートみたいで楽しいんですよ」
そして彼は、昔やっていた音楽活動を再開した。かつての仲間とバンドを組み、新たに音楽好きの若者たちともつながった。「若い頃のような自由を取り戻した」彼には、いくつか恋のようなものも降ってきた。
「この年になると、気の合う人との縁は大事にしたい。といってもセックスしたいから付き合うわけではありません。肉体関係なしで長続きしている人もいれば、一夜限りの性的な恋もある。両方ありつつ...