【特集】50代女性!セカンドパートナーの実態1
【セカンドパートナー調査】OK?NG?アンケートで見えた…実態と本音
【セカンドパートナー調査】OK?NG?アンケートで見えた…実態と本音
更新日:2025年11月23日
公開日:2025年03月08日
なぜ今“セカンドパートナー”が注目?

近年、「セカンドパートナー」という言葉を耳にする機会が増えました。配偶者や正式な恋人以外の“二番目のパートナー”を指し、本来は「肉体関係のないプラトニックな関係」を意味します。
ただし解釈はさまざま。悩みを相談できる特別な相手、ときめきや刺激を与え合う存在として受け止められる一方、関係性の線引きが曖昧になりトラブルに発展する懸念も。2018年に既婚者コミュニティで使われ始め、コロナ禍やメディア露出を経て認知が拡大しました。
50代女性330人に聞いた“新しい関係観”

人生後半に差し掛かるアラフィフ世代にとって、セカンドパートナーという関係は、夫婦観・恋愛観を見直すきっかけにも。HALMEK upでは専門家の見解や体験談とともに、アンケートで実像に迫ります。まずは第1回&第2回で、リアルな本音を公開。
回答者プロフィール(全国の50代女性330名)
婚姻状態
- 既婚:63%
- 離婚・死別:17%
- 未婚:20%
子どもの有無
- 子どもあり:62%
- 子どもなし:38%
言葉は知ってる?「意味の理解」は約半数
「セカンドパートナー」の認知度は――

- 知っている:35%
- 知らない:65%
さらに“知っている”人(116名)に意味を確認すると――

- 肉体関係なしのプラトニック:45%
- 心も体も伴う関係:47%
- 肉体関係のみ:8%
本来の定義(プラトニック)を正しく把握しているのは約半数。世間的には“不倫”と混同されがちで、言葉が先行している実態が見えます。
経験率6%、“欲しい”は4人に1人

- 現在・過去に「いる/いた」:6%
- 「いないが、欲しいと思う」:25%
- 「いないし、欲しいとも思わない」:69%
少数派ながら実在する一方で、「もし自分にも…」と関心を寄せる人が25%。子育てや仕事の区切りを経て“自分の時間”を見直す世代ならではの傾向がのぞきます。
是か非か? 賛否は拮抗、無関心も多数

- 良いと思う:22%
- 良いとも悪いとも思わない:58%
- 悪いと思う:20%
価値観は多様化。強く否定はしないが、自分事とも限らない――そんな距離感が数字に表れました。
“いる人”をどう見る? 共感は約3割、否定も一定数

- 共感する:12%/幸せそう:10%/憧れる:8%
- 離婚したほうがいい:9%/嫌悪:6%/不幸そう:3%
- 何も感じない:52%
自由回答では「複雑」「当人同士が納得なら」などの声も。長い人生経験を通じて、他者の選択に一定の距離と寛容さで向き合う姿勢がうかがえます。
編集後記:あなたはどう捉える?
賛否が分かれる関係性だからこそ、数字から見えるのは“白黒では割り切れない”現実。大切なのは、自分にとって心地よい距離感と、周囲との誠実なルールづくり。次回第2回では、「セカンドパートナーに何を求めるか」「夫にセカンドパートナーがいたら?」を深掘りします。
企画・文=鳥居 史(HALMEK up編集部)




