50代から!「少ない服」でおしゃれを楽しむコツ
2024.10.052022年10月01日
体型カバーが裏目に出るほっこりトップスとは?
時代遅れにならないチュニックの細見えコーデ
ずん胴やぽっこりお腹、ムチムチ太ももをカバーするのに、チュニックは流行を度外視したロングセラーアイテムです。若い人たちから「古くさい」「痛い」「オバ見え」と言われないよう、体型カバーの意図がモロバレにならないコーデを考えました。
シニア世代に受けがいいチュニック
重力の法則でしょうか、年を重ねるほどルーズになっていくボディパーツが気になります。ずん胴、ぽっこりお腹、ムチムチの太もも等を手っ取り早く隠すコーデに、昔からチュニックの人気は衰えません。
2005年頃にはレギンスブームが起こり、黒い7分丈レギンスにチュニックをコーデした女性たちが街に溢れました。今では黒いレギンスこそ下火になりましたが、チュニックは定番化して、ファッション通販のページでは目につく位置に定まっています。
シニア世代には受けが良くても、若い人たちからは「オバさんっぽい」「野暮ったい」と評価が低いチュニック。気を付けたいのは、体型隠しのつもりが、逆に太って見える可能性があることです。
オバ見えしがちなチュニックコーデ
■ほっこり系のデザイン
チュニックでも「ほっこり」したデザインなら大丈夫と、ふんわり系のかわいいタイプを選ぶ方もいらっしゃるでしょう。ただし腰の両脇が広がると子どもっぽくなり、痛いイメージに見られがちです。
私も甘めな花柄タイプを着てみましたが、後ろから見たときと前から見たときの年齢ギャップが大きそうです。
■中途半端なレングス
身長161cmの私が、着丈80cmのチュニックを着た例をお見せしましょう。
ちょうど体の半分をカバーする長さになります。ボトムスは細見えを目指してスリムパンツを履いていますが、膝から下が強調される分、O脚が目立ってしまいました(泣)。
チュニックの野暮ったさを回避するコツ
■その1 細見え効果アイテムをプラス
手持ちの膝丈チュニックを野暮ったく見せないためには、ボトムスは幅広のほうが流行に乗れます。視覚的に引き締めるアイテムをプラスすればなおOK。
下の画像、左側はウエストにベルトを足していますが、平行に巻くのではなく、中心を下げてVの字を作ることで、細見え効果が生まれます。
右側は縦長のIラインを強調するロングジレを羽織りました。バラバラな丈をレイヤードすることで視線が散らばり、横幅もごまかせます。
■その2 レングスを伸ばしてみる!
予算に余裕があるなら、パンツとのコーデが可能なロングワンピースを入手するのもアリです。
下のスウェット素材ワンピは、チュニックをもっと長くしたミディ丈。サイドにスリットが入った歩きやすいデザインです。
ロングネックレスで縦長ラインを作るだけでもサマになりますが、さらにロングカーディガンを羽織ればトレンド感がアップ。厚底の白スニーカーで靴に重みを持たせると、若々しさがアップしますよ。
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