60代が着るユニクロ・GUデニム
2022.09.282022年09月17日
定番の黒パンツで気を付けたいチェックポイント
50代がトップスをウエストインできるパンツ選び
パンツコーデはトップスでお腹を隠したくても、裾を中に入れる「きちんと感」が求められる場もあります。着まわしのきく黒パンツを選ぶとき、ウエストインで失敗しないチェックポイントをお見せします。
パンツはローライズからハイライズへ
パンツの流行が腰履きのローライズから、ウエストを強調するハイライズへ移ったのは2015年頃だったでしょうか。
私も流行に乗ろうと試着したとき、大いに焦った覚えがあります。ずっとフリーになっていたウエストが太くなり、結局のところ選んだのは2サイズ上でした。
年齢と共に変化したサイズ感
10年前の50代を振り返ると、ローライズで何本も持っていたのは細身のクロップドパンツ。特に下の黒いパンツはオフィシャルな場でも履いていました。
60代半ばを過ぎた今、相変わらずクロップド丈は履いていますが、愛用しているのはハイライズのテーパードパンツです。パツパツからは遠ざかり、ウエストは後ろにゴムが入ったタイプを選んでいます。
黒パンツ選びのチェックポイント
きちんと感があって着まわしのきく黒パンツは、誰もが1本は持っているでしょう。薄い色に比べてボディーラインが響きにくいメリットがありますが、体型によってはアップデートが必要になります。
同じブラウスに数パターンの黒パンツをトップスインして、チェックしたいポイントをお見せしますね。
Point1:シワとたるみをチェック
オフィシャルな場では正統派に履きたい黒パンツは、変なシワやたるみができていないかを見ます。
下のフレアパンツは前から見るときれいに履けているのですが、後ろと横から見るとシルエットがガクガクしています。ウエストはちょうど良くても、ヒップサイズが小さいようです。
ヒップサイズで選んだのは下のセミワイドパンツ。少々ウエストが緩いのは、ボタンを内側にずらせば履けます。
Point2:ウエストゴムの入り方をチェック
近ごろのパンツはウエストゴムが入っているタイプが多くて、サイズにゆとりがありますよね。ただし自分のボディまで緩んでしまうのは困りもの。
下のテーパードパンツはストレッチが効いてスリムに見えるのですが、横を向くとお腹がぽっこり。ウエスト全周にゴムが入っているのが影響しています。
いつも緊張してお腹を引っ込めておくのは大変。そこで私はウエストの後ろにだけゴムが入っているタイプを選んでいます。
下のテーパードパンツはヒップがゆったりしていますが、センターラインのおかげですっきり見えます。パツパツに見えるシワやたるみもできません。
サイズ選びがうまくいけば応用の幅は広く、ネイビージャケット&白スニーカーとのコーデにも合う黒パンツ。ノーベルトで着ていますが、ジャケットを羽織ることで後ろゴムが隠れるので、トップスをインしたフロント部が高見えすると思います。
隠す場所と見せる場所のメリハリを付けると、おしゃれが進化しますよ。
■もっと知りたい■