パーソナルカラー以外でも好きな色を着こなすには?

老け見えベージュの服を若々しく変えるプラスアイテム

公開日:2022.03.03

更新日:2022.02.28

オーソドックスで上品なベージュ色の服は一生モノにしたいのに、若い頃に比べてお疲れ見えする傾向があります。パーソナルカラーじゃないから似合わない? と諦めず、顔色を明るくする差し色やアクセサリーで自分に引き寄せる方法をお見せします。

老け見えベージュの服を若々しく変えるプラスアイテム
ベージュの服を若々しく着こなすコーデ

好きな色なのに老け見えするベージュ

好きな色なのに老け見えするベージュ
ベージュ色の服

自分のパーソナルカラーじゃないのに、好きすぎて買ってしまう色ってありませんか? 私の場合はベージュ。若い頃ならまだしも、肌のくすみやシミが目立つ年齢になると、期待に反して老け見えするようになりました。

オーソドックスで上品なベージュを諦めきれず、考えたのは差し色やアクセサリーで自分に引き寄せる方法

ベースにしたのは七分袖のブラウスとテーパードパンツのセットアップです。上質な素材とボディラインを問わないシルエットに惹かれて入手したのですが、ブルーベース肌の私にはマイナス要因の色となりました。それでも何とかして一生モノの服にしたいのです。

好きな色なのに老け見えするベージュ
ベージュのセットアップ(SOÉJU

ストールの柄と素材を選んでシーズンシフト

似合わないベージュを若々しく見せるよう簡単にシフトするには、柄物ストールが役立ちます。下はウールのペイズリー柄ストールとブラウンのショートブーツで、冬モードのコーデ。ベージュよりもクッキリとした色を上下に足しました。

ストールの柄と素材を選んでシーズンシフト
ペイズリー柄ストール(ETRO)を足したコーデ

春らしく変身するには、ビビッドカラーで薄手の大判ストールをふんわりと巻きます。衰えが目立つ首筋も隠せて一石二鳥です。

ストールの柄と素材を選んでシーズンシフト
大判ストール(DoCLASSE)を足したコーデ

顔色がさえないベージュのトップスは?

トップスが似合わない色だと、全体がトーンダウンする逆効果が気になります。打破するにはボトムスを明るいカラーに替え、顔周りの目立つ小物に視線を引き寄せましょう。

下のコーデ、左側はネイビーのボトムスを履いたベーシックコーデですが、なんだか地味です。クロップド丈の白いパンツに替えて、パールのネックレスも一般的なサイズから、粒の大きなモード系に替えました。

顔色がさえないベージュのトップスは?
ボトムスとパールネックレスを替えたコーデ

リュクスなコーデにするために、パールは本物を付けなくちゃと思うかもしれませんが、接近して見ない限りは分かりません。フェイクでも、遠くから見て若々しいほうがおしゃれです。

ベージュトップスとデニムパンツのコーデ

ボトムス選びに迷ったら、下の画像のように取りあえずデニムパンツ……はありですが、細部にまで気配りしないと、普段着感を増長します。

左側はネック、袖、ウエスト、裾が老け見えして見えませんか? 右側の画像は顔色を明るくするメタリックなネックレスを付けて、トップスの裾はウエストイン。テラコッタ色のベルトを巻きました。デニムパンツの裾はロールアップして足首を見せ、スニーカーもベルトに近い色を選び、気配りしたところを見せています。

ベージュトップスとデニムパンツのコーデ
ベージュトップスとデニムパンツのコーデ

くたびれたベージュのニットを春仕様に

最後はおまけ画像です。さんざん着てヘタったベージュのニットも、春まで着られるコーデにできます。

スニーカーは落ち着いたベージュから、まぶしいホワイトに。ネックにちょこんと巻いたのは、GUのセールで買った500円のスカーフ。くたびれたニットでも鮮やかなツヤ感をプラスしたら、心まで生き生きしてきますよ。

くたびれたベージュのニットを春仕様に
くたびれたベージュニットを若々しく

 

■もっと知りたい■

織田ゆり子

作詞家、WEB制作プランナー、パーソナルスタイリスト。着せ替え人形で服をデザインしていた子ども時代からおしゃれが一番の趣味。アパレル・美容関係の交流が広く、同世代の女性が10歳若見えするファッションコーデを提案しています。ブログ「歳を隠すのをやめました」を毎日更新中。

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