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公開日:2021年10月30日
手持ちの服を若々しく見せる帽子のコーデ見本
シニアが好む帽子は、紫外線と暑さ寒さへの対策以上に、薄毛・白髪などのエイジングを隠す目的が勝るようです。せっかくかぶるならファッションにマッチした色と形を選んで、おしゃれアイテムに格上げしませんか? 今どきの帽子コーデをお見せします。
子どもの頃、電車に乗って疑問に思ったのは、季節を問わず年配者の多くが帽子をかぶっていることでした。そのほとんどが地味な色で、目深にかぶりこむ形の帽子です。隣の席に「どうしてなの?」と質問を投げかけたら、「みっともない頭を隠したいからよ」。細くてチリチリの髪だった祖母が答えてくれました。
現在は高齢者の仲間入りをした私も同感です。白髪、薄毛、うねりなどが邪魔をして、年を取るほどヘアスタイリングは厄介になります。お出かけのときに手っ取り早く髪を隠すには、帽子がいちばん簡単なんですよね。
とはいっても帽子はファッションの一部ですから、紫外線防止、寒さ防止、乱れ髪隠しの実用性だけでは残念だと思うのです。
紫外線を避けることが優先される夏帽子に比べ、冬帽子はおしゃれに余裕があります。汚れが目立たない色や、頭を隠すための形じゃなくて、着ている服に似合う帽子をかぶりませんか?
若い頃から伸ばしていた髪をショートにして以来、私は帽子が大好きになりました。それまでは髪の束をどこに収めるのか難しくて、両脇にモサモサと溢れた髪が頭を大きく見せていたんです。
3年前からグレイヘアに移行して、今年はショートボブにカットしたら、やっと帽子が似合うようになりました。老化した髪を隠すためじゃなく、ファッションコーデに帽子が活躍する楽しさは格別です。
今回は手持ちの秋冬用帽子から、よく使用する5点をコーデしたところをお見せします。
まずは旬のバケットハット。名前は聞き覚えがなくても、昔から老若男女に好まれたフォルムで、今年の夏から大ブレイクしています。コーデュロイとチェックのリバーシブルをZARA(ザラ)で入手しました。同系色のセットアップを着て、チェック柄の面を内側にしてかぶると顔が華やかに見えます。
ニットのロングワンピースを着るとき、カジュアルに外すアイテムとしてキャップをかぶります。ロゴが入っていないシンプルなベージュのキャップは、冬の暖かい素材をセレクト。紐の編み上げブーツで足元もカジュアルにして、キャップだけが浮かないようにしました。
秋冬の流行アイテムとしてベレー帽も欠かせません。愛用しているのは内側にリブ編みが付いたフリーサイズ。すっぽりとかぶってから、斜めにずらして整えます。オールブラックのパンツコーデに差し色として使いました。
頭を小さく見せるなら、ツバの広いソフトハットですね。電車待ちしていた駅ビルで衝動買いした帽子ですが、褒められる回数が多いです。ローゲージニットのロングカーディガンにプラスすると、大ぶりなバランスが取れたコーデになりました。
子どもの頃から慣れ親しんだニット帽は、髪の色に合ったブラウンをかぶります。下の画像は友人がパリ土産にくれたマフラーとのセット。渋めなオレンジのパーカーにプラスするとアクセントになり、頭が小さく見える効果が得られました。
髪のエイジングを気にする年代には、カバーリングとしてお助けアイテムの帽子。そこにファッションコーデを輝かすポジティブな目的を足せば、色も形も選択肢が広がります。ただし造花やチュールといった飾りが付いたタイプは、本人よりも帽子が独り歩きするので、華やかな席だけにしておきましょう。
デイリー使用ならシンプルな形で、顔に合ったパーソナルカラーをチョイス。室内でも脱がずに済むベレー帽から始めると、かぶり方が板についてきますよ。
似合わないんじゃ? と臆する前に、トレンド帽子は「慣れる」よりもまず「かぶる」です。
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