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- 真っ赤なブラウスから始まったZARAを着る冒険
ファッション通販で選びたいのは、プチプラでも他とかぶらない服です。若い男子モデルがすすめてくれたのは、還暦を過ぎても似合うファストファッションのZARA(ザラ)。クールで個性的なデザインをシルバーヘア世代がコーデしました。
一点ものに見えるファストファッション
還暦を過ぎても流行の服を着たいのに、若い人たちに混じって実店舗に入るのは気が引けます。家でじっくり選べるネット通販を利用するようになりました。
どのアパレルがいいか迷う私に「ZARAが似合いますよ」とすすめてくれたのは、行きつけの店でよく会う、孫に近い年齢の男子モデルでした。ZARA(ザラ)はスペイン発のファストファッションで、一点ものに見えるクールなデザインが特徴です。
ZARAの真っ赤なブラウスを着て5年経過
ZARAのネットショップで初買いしたのは、真っ赤なVネックブラウス。ヘアメイクさんの手を借りて、ファッション誌の企画で撮影したのが下の画像です。
5年が経過し、前期高齢者の仲間入りをした今、グレイヘアで同じ服を着た写真を撮ってみました。自己流メイクでさえませんが、5000円ほどだったZARAがまだ着られることにビックリ。年を取らない服だと思いました。
マダム・チェリーに触発された2度目のZARA
初めてのZARA以降、プチプラ服の通販が趣味になった私。ユニクロやGUに走った時期もありましたが、大量に出回っているせいか、他とかぶる確率が高いのです。電車で斜め前の席に、同じGUのニットを着た女子高生を発見したときは焦りました。
そんな折に出会ったのがマダム・チェリーの『人生が楽しくなるおしゃれ』(講談社)という本。カフェオーナーのマダム・チェリーはfacebookに載せた写真がきっかけになり、70歳からモデルとして活躍している女性です。「若い子の店にも行ってみましょう」とZARAを着こなしている画像を見て、よし私も! と新作を買い足しました。
上の画像はお気に入りのZARAたち。赤いVネックブラウスに次いで、ギンガムチェックのパンツ、ロゴTシャツ、水色のシャツはどれも40%OFFで購入した超プチプラです。
個性的なアイテムを年齢に合わせたコーデ
65歳はファッション的に中途半端な年齢。今は真っ赤なブラウスが照れくさくて、他のアイテムの陰でパーツ化しています。下の画像、左側はベージュのジャンパースカートと初秋コーデ。右側は濃茶のカーディガンを足して、赤をチラチラと差し色にしました。いつか髪が完全に白くなったら、堂々と1枚で着て歩けるでしょう。
下の画像は水色のシャツとギンガムチェックパンツとのコーデ。ネックの開き具合、袖の折り方、シューズの選び方で多様なアレンジができます。トレンドのロゴシャツをシャツの中に入れたら、ネックレスが不要になって一石二鳥でした。
下の画像はZARAのシャツとパンツを手持ちのアイテムと組み合わせました。左側はダナキャランのスカート&ジュンコシマダのスカーフとコーデ。どちらも30年前に買ったものですが、流行しているオーバーサイズシャツのおかげで古くさく見えません。右側はシンプルな黒いカットソーにギンガムチェックのパンツ。起毛したベレー帽をかぶれば一気に秋です。
太陽の国スペインで生まれたブランドだからでしょうか、ZARAのアイテムは他のファストファッションにはない、発色の良いものが多いのです。まずは色で選び、ボディラインをカバーしてくれる形を探します。オーソドックスなアイテムはZARAで買う意味がないので選びません。惜しみなく冒険できることがプチプラ服の醍醐味ですからね。
■もっと知りたい■
織田ゆり子
作詞家、WEB制作プランナー、パーソナルスタイリスト。着せ替え人形で服をデザインしていた子ども時代からおしゃれが一番の趣味。アパレル・美容関係の交流が広く、同世代の女性が10歳若見えするファッションコーデを提案しています。ブログ「歳を隠すのをやめました」を毎日更新中。
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