大人世代に!ネイビージャケットの選び方とコーデ術
2022.12.132022年07月03日
明暗の幅が広いグレーで大人の肌になじむ色は?
Tシャツの色選びに迷ったときは杢グレーがおすすめ
夏に1枚で着たいTシャツは、シンプルなほど普段着っぽくなり、シニアには着こなしの難しいアイテムです。でもニュアンスカラーの「抜け感」が備わった杢グレーなら、色ムラがある大人の肌をカバーして、今どきの「こなれ感」コーデが可能になります。
季節によって似合い方が変わるグレー
グレーは誰にでも似合う色と言われつつ、明暗の幅が広すぎて、どのグレーを着たらいいのか悩みます。
パーソナルカラーが「冬」の私はチャコールが似合うのですが、夏にはどんよりと重たいし、ライトグレーでは寂しい雰囲気。そこで杢グレー(もくグレ-)の出番です。加齢による肌のムラをカムフラージュする効果もあるので、サマーTシャツの主力カラーにしています。
杢グレーってどんな色?
霜降りグレーとも呼ばれる杢グレーは、英語ではHeather gray。イギリスの荒野に自生する植物「ヒース」の色に由来して、ぼやけて灰色がかった混合織りのことを言います。
白・黒・グレー、もしくはグレー・白を撚り合わせた糸で編まれることで、流行の「こなれ感」「抜け感」が演出できる、昔ながらのニュアンスカラーです。
愛用している杢グレーTシャツ3枚
Tシャツのフォルムが多種多様化している今、私が愛用している杢グレーTシャツは3枚。どれも夏らしく明るいトーンの杢グレーですが、素材とデザインが大きく異なっています。
定番のクルーネックTシャツ
100年以上の歴史を持ち、快適なアンダーウェアだったヘインズ(HANES)のTシャツは、今やファッションのこだわり派に欠かせないアイテム。定番であるクルーネックの白は、シャツカラーからチョイ見せするのに着ることが多いのですが、杢グレーなら1枚でも着られます。
コーデはオーソドックスにデニムパンツと合わせるのがしっくりきます。リー(LEE)のペインターパンツにウエストイン。パールのロングネックレスをつけて、華奢なサンダルを履くことで、大人カジュアルに仕上げました。
オーバーサイズのニットソー
大流行しているオーバーサイズTシャツは、若い人たちとかぶらないよう、程よい落ち感のあるニットソーを選びます。ニットソーとは「ニット」と「カットソー」が組み合わさった服。サラサラして肌に張り付かない綿混素材なら、夏でも涼しく着られます。
シニアがオーバーサイズを着るには、どこかに「きちんと感」を足します。センターライン入りの黒テーパードパンツには、ニットソーの前裾をつまんでフロントイン。白スニーカーを履くことで、若々しさをボトムアップします。
ショートレングスの7分袖
普通丈のTシャツは裾を外に出して着ると、お腹ポッコリが目立つ心配があります。体型をカバーするには裾が体から浮くショートレングスで、肘のシワ・黒ずみが隠れる7分袖ならもっと安心です。
首筋を強調したボートネックにはネックレスをプラスして、ボトムスは水玉のプリーツスカートで大人可愛い雰囲気にします。靴はパンプスだと老け見えするので、グレージュのスニーカーを履いてクロスオーバーなコーデにしました。
還暦を超えた私がTシャツを着るときに心がけていること。
若い頃は洗いざらしをそのまま着ていましたが、今では面倒でもスチームアイロンを掛けています。シワが寄った服が顔のシワとリンクしないよう、老け見え防止の対策です。服は第二の肌ですから、手抜きはNGだと思っています。
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