買ったときには気付かない盲点ありのアイテムは?

スタンダードな服でまさかの失敗をした3パターン

公開日:2022.04.30

買ったときには大成功だと思っていたお気に入りの服やバッグ。長く愛用したいスタンダードなアイテムが、気付けば大失敗だったことはありませんか? 失敗は成功の母となるよう、まさかの盲点をつかれた3パターンと打開策をお見せします。

スタンダードな服でまさかの失敗をした3パターン
買って失敗だったアイテムたち

まさかの失敗をした3パターン

まさかの失敗をした3パターン
失敗した服

良い買い物をしたと喜んでいた服やバッグが、まさかの大失敗だったことはありませんか?

「ネットの評価は星5つだったのに」「色も形も気に入っていたのに」「長く着られると思ったのに」など、期待から外れるほどガッカリ度が高くなります。

私が盲点をつかれた3パターンをお見せしましょう。

失敗1:カットソーの裾がボロボロになった原因は?

上品な朱色が若見えして、大切に着ていたカットソーがとんでもない状況になりました。洗濯後に畳んでいるとき、右裾がボロボロになっているのを発見したのです。

失敗1:カットソーの裾がボロボロになった原因は?
お気に入りのカットソー
失敗1:カットソーの裾がボロボロになった原因は?
ほつれた裾

えっ、なんで~!? と驚いて、記憶からたどり着いた原因はコレ↓でした。素朴さが気に入って愛用しているカゴバッグです。

失敗1:カットソーの裾がボロボロになった原因は?
服を傷めたカゴバッグ

私はいつも右側にバッグを下げるのですが、歩くたびにカゴの素材が服に擦れて、縫い目までほつれる事態になっていたのでした。

プチプラの綿Tシャツなら目立たずに済んだのに、繊細な素材は一巻の終わり。それ以来、カゴバッグの擦れから服を保護するのには、面倒でもスカーフを巻き付けて使うようにしています。

失敗1:カットソーの裾がボロボロになった原因は?
左:服に当たっているカゴバッグ  右:スカーフでカバーしたカゴバッグ

失敗2:若い人たちに大人気の白Tシャツをシニアが着ると?

スタンダードな白Tシャツを都会的に着こなすのは、何歳になっても憧れます。

ベタ褒めレビューがMAXに達したユニクロUのクルーネックTは、売り切れ前にホワイト3枚を大人買いしました。下の画像の左側はクルーネックT。右側は名もないブランドの夏セールで入手したデザインTシャツです。左側に目が行きますよね。

失敗2:若い人たちに大人気の白Tシャツをシニアが着ると?
左:ユニクロUの白Tシャツ  右:ノーブランドの白Tシャツ

どちらもコットン100%のMサイズですが、左側はパツパツで筋骨たくましいボディに見えてしまいます。対して右側は大きめなフレンチスリーブで上腕部が細く見え、老化した首筋をカバーするハイネックが日焼け防止にも役立っています。

失敗2:若い人たちに大人気の白Tシャツをシニアが着ると?
左:フィットしすぎたTシャツ  右:体型カバーができたTシャツ

ボディにフィットするユニクロUの白Tシャツは、柄物トップスの下に着るインナーとしてならシニアでも大活躍。「きちんと感」のあるヨレないネックは清潔感を醸し出すので、失敗買いではなかったでしょう。3枚を着倒します!

失敗3:春夏に定番のボーダーシャツには勝ち負けがある?

誰でも1枚は持っていそうな定番アイテム、ネイビーとホワイトのボーダーシャツは夏が近づくと街に溢れます。ここでクイズ。下の画像、左と右とでは大きな差があるんですが、何だと思います? 色の違いではありませんよ。

失敗3:春夏に定番のボーダーシャツには勝ち負けがある?
ネイビー×ホワイトのボーダーカットソー

違いは上腕部に縫い付けられたタグ。ボーダーシャツの元祖であるフランスのブランド「セントジェームス」のロゴタグです。

失敗3:春夏に定番のボーダーシャツには勝ち負けがある?
上腕部のロゴタグ

私はマリンスポーツが盛んな湘南に住んでいるのですが、ロコたちは洗いざらして着倒すアイテムであるほど、長持ちする上質な素材を選びます。サーフウェアを並べたショップでは、セントジェームスのボーダーシャツが売れ筋なのです。

セントジェームス
セントジェームス

下の画像はプチプラのボーダーシャツとの比較。

失敗3:春夏に定番のボーダーシャツには勝ち負けがある?
プチプラVSブランドのボーダーカットソーの比較

縫い目と生地の編み方が段違いなのが分かりますよね。価格の差は5千 円程度ですが、バスや電車で隣り合わせて座ったときに負けを感じます。エルメスのバーキンVSコピー品ほどの大差はないとしても、それなら最初から正規品を持っていようと思うのです。  

パーソナルスタイリストが職業なのに、私は買って失敗だった服がいっぱい 

それを自分への見せしめとしてクローゼットにキープし、時々このように公開しております。失敗は成功の母ですから、次のお買い物にはきっと役立つ知恵をくれるのに一役買ってくれることでしょう。

 

■もっと知りたい■

織田ゆり子

作詞家、WEB制作プランナー、パーソナルスタイリスト。着せ替え人形で服をデザインしていた子ども時代からおしゃれが一番の趣味。アパレル・美容関係の交流が広く、同世代の女性が10歳若見えするファッションコーデを提案しています。ブログ「歳を隠すのをやめました」を毎日更新中。

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