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- 丸みの増すシニア体型に向いたコクーンシルエット
ボディラインの崩れが気になるシニア体型には、立体感のあるコクーンシルエットがおすすめです。 真ん中が膨らんだ繭(まゆ)型の服なら、流行遅れにならずストレスフリーなコーデが可能。ずん胴のウエストとぽっこりお腹をデザインでカバーしてくれます。
コクーンシルエットとは?
薄着の季節に目立つボディラインの悩み。丸みの増すシニア体型で特に気になるのはウエスト周りではないでしょうか。ずん胴のウエストやぽっこりお腹が目立たないコーデを工夫したいですね。
おすすめは立体感のあるコクーンシルエットの服です。「コクーン(cocoon)」とは蚕などの繭(まゆ)の意味。最初から真ん中が丸く膨らんでいるフォルムなら、きゅうくつな補正下着を着なくても、ストレスフリーで「たるみ」をカバーできるメリットがあります。
繭型の服で裾がつぼまったタイプは「バルーンシルエット」の名前がありますが、コクーンとほぼ同義で呼ばれることが多いです。
ビギナー向け!コクーンシルエットのバリエーション3つ
1:コクーンニット
1枚でも重ね着でもOKなコクーンニットは、ビギナー向けアイテム。ハイネックのサマーニットは首の老化をカバー、さらにドロップショルダーだと上腕もカバーしてくれるのがうれしくて、私は色違いで愛用しています。
下は春らしいブルーグリーン。ノースリーブですが、ハリのある肉厚素材のおかげで、二の腕がほっそり見えます。
下は色違いのオフホワイト。中にHANES(ヘインズ)の半袖Tシャツを入れ、ベストとして着用しました。ストレートのデニムパンツとコーデして、ウエストは隠しています。サイドから見るとコクーンシルエットなのがよく分かります。
2:コクーンブラウス
爽やかなミント色のブラウスは、肘をカバーしてくれる七分袖なのが安心。しかも裾がつぼまったバルーンタイプだと、ウエストインでもアウトでも収まりが良くて、ブラウジングを工夫する手間がいりません。
下は同じタイプのノースリーブですが、ルーズシルエットなので、肩先が上腕をふんわりとカバーしてくれます。膨張色のピンク同士でワイドパンツとセットアップにしても、裾がピタッと留まることで「きちんと感」があります。
3:コクーンワンピース
シニア体型をカバーするコクーンシルエットで、最も重宝するのはワンピースかもしれません。
下の2枚は長く愛用しているコクーンワンピース。どちらのブランドも消滅してしまいましたが、サテンの黒はオケージョンワンピとして、コットンの赤はロングチュニックとして役立っています。
膝下が気になればレギンスやデニムパンツを履くと、ボディサイズがバレにくいコーデが完成するので、まだまだ着る予定です。
体型カバー以外にも、コクーンシルエットのメリットはデザインにモード感があること。流行遅れにならず、何歳になってもおしゃれが好きな人に見えますよ。
■もっと知りたい■
織田ゆり子
作詞家、WEB制作プランナー、パーソナルスタイリスト。着せ替え人形で服をデザインしていた子ども時代からおしゃれが一番の趣味。アパレル・美容関係の交流が広く、同世代の女性が10歳若見えするファッションコーデを提案しています。ブログ「歳を隠すのをやめました」を毎日更新中。
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