若見せが叶う! 好印象ファッションの掟
2024.12.282022年03月18日
四季を通して着回しがきくオケージョンワンピース選び
ブラックかネイビーかで迷ったときの裏ワザは?
ダークカラーの服選びで多い悩みは、ブラックかネイビーかで迷うこと。パールネックレスをつけるとブラックは喪服に見えるし、ネイビーでは着ていける場が限られます。使いまわしのきくワンピースで、ブラックとネイビーを上手に着る裏ワザをお見せします。
ブラックにする?ネイビーにする?
ダークカラーの服選びをするとき、迷うのはブラックかネイビーかの一択ですよね。シニアになって困っているのは、きちんとしたブラックの服にパールネックレスをつけると、喪服に見えてしまうことです。
私はお通夜ならOKなダークネイビーを選ぶことが増えましたが、どんなオケージョンにも通用するデザインと素材を見つけるのには苦労しています。
使いまわしがきくブラックワンピースの選び方
まずは失敗談から。梅雨時期の告別式があって、クローゼットの奥から半袖の喪服を引っ張り出したらシワシワで、白いカビが浮き出ていました。しかも昔の服なので膝ギリギリのレングスです。
大いに反省して、手洗い可でオールシーズン着られるロング丈のブラックワンピースを購入。おうちで洗って吊るしておけば、翌朝に着たい場合でも間に合う素材にしました。
上のAラインワンピはシワになりにくいポンチ生地で、お手入れが簡単。ただしジャージー素材はリラクシーな雰囲気が強いので、ブラックフォーマルとして着るときは、右の画像のように黒いレース手袋をつけます。
ちょっとしたパーティーにはアニマル柄のカラーストールを羽織り、若々しく見せたいときはラズベリー色のカーディガンをプラスします。
ダークネイビーのワンピースは共布ベルトをアレンジ
一生使えるダークネイビーとして、愛用しているのは大人可愛いデザインのミディ丈ワンピースです。バックルレスで幅広の同素材ベルトが付いているタイプが役立ちます。
下の画像で左側は普通のパールネックレスをつけて、共布ベルトは目立たないよう一結びして垂らしています。対して右側は共布ベルトを蝶結びにして、パールネックレスはパーティー用のゴージャスなタイプに。パンプスもエナメルの白いミュールに替えました。
バックルレスの共布ベルトはスカーフ代わりに首に巻くことができます。デザインネックレスの紐を一緒に垂らすと、さらに視線が上半身に集まるので、ウエストを強調したくないときに使えるワザです。
ワンピースだけだと肌寒い時期は、羽織り物で「喪」と「ハレ」の区別が付けられます。左側はワンピと同素材のスプリングコートでシックに、右側はライトグレーのジャケットで華やかさを出しました。
ブラックの大人ジャンパースカートという裏ワザ
最後にとっておきの裏ワザ!
ブラックフォーマルにもカジュアルにも使えるのが、ブラックのジャンパースカートです。シーズンレスなシワになりにくい生地で、大人っぽい長めのレングスを選びます。
喪服にはフリル付きの黒ブラウスを中に着て、お食事などのお出かけには淡いピンクのブラウスを着れば、同じパールネックレスでもシーンの切り替えが簡単です。
撫で肩で肩紐がずり落ちて、ジャンパースカートが着られない悩みには、超裏ワザがあります。肩紐の背中側に同色のグログランリボンを縫い付けましょう。なるべく上のほうにつけて蝶結びにすると、ずり落ちが防げて、首の後ろ側が可愛くなりますよ。
■もっと知りたい■
- 老け見えベージュの服を若々しく変えるプラスアイテム
- 返品・交換不可のショップで泣きを見ない4つの原則
- ユニバレ、ユニかぶりを避ける量産アイテムのコーデ法
- 30年以上ヘビロテしている服に共通した4つの特徴
- 老いた髪を隠す帽子からトレンド帽子にアップデート
- 3シーズン可能なポンチ素材セットアップ
- 50代からの上品なスニーカー選びのコツ
- 50代・60代おしゃれ上級者に学ぶ!着こなしのコツ