Tシャツの色選びに迷ったときは杢グレーがおすすめ
2022.07.032022年07月31日
タプタプの二の腕と脇ハミ肉を目立たせない!
ノースリーブは手持ちアイテムで若々しくカバー
猛暑を涼しく乗り切るのにノースリーブを着たいけれど、50代になると肩周りや二の腕が悩みの種です。すっきりした服のデザインを邪魔せず、リーズナブルに手持ちのアイテムを使って、簡単に体型カバーする方法を考えました。
年を取るほど悩み多きノースリーブ
猛暑を涼しく過ごせる服といえば、やっぱりノースリーブですよね。
若い人たちのように1枚で堂々と着て歩きたいのに、振袖肉やハミ肉、ひじに寄ったシワなどで気後れします。服のデザインを邪魔せず、気になる部分はリーズナブルに手持ちアイテムでカバーして、華奢見えするコーデ方法を考えました。
流行のノースリーブコーデは照れくさい
近ごろよく見かけるノースリーブコーデで、昭和生まれの私に理解しがたいのはカーディガンの斜め掛け。
こなれ感のあるアシンメトリーさがカッコいいそうですが、リレー選手のたすきに見えてしまいます。モデルさんみたいに、ジャケットの袖を通さずに肩掛けするスタイルは「男はつらいよ」の寅さんに見えてしまう……。流行に乗る勇気はありません。
二の腕をチラ見せするコーデ方法
二の腕をチラ見せするために、シースルーのジャケットやカーディガンも流行していますね。でも新しく買わなくても、手持ちアイテムで二の腕カバーは叶います。
下の画像でノースリーブ服と一緒に写っているのは、私のクローゼットで数年越しのアイテムたちです。
カーディガンはサイズ感に注意
最初は黒のノースリーブトップスから。前から見た感じでは問題なさそうでも、横から見れば腕の付け根がたくましいです(笑)。これをどうカバーするかですね。
爽やかなブルーのカーディガンを並べた下の画像、サイズ感がかなり違います。左下はボディラインに張り付くリブ編みタイプ、右下はノーボタンで体型カバーをするゆったりめタイプです。
正面から見て、両方のカーディガンを比較します。どちらも肩から腕まで隠れていますが、左下のタイトなタイプは体の動きによってチラチラと二の腕が見えるんです。対して右側のゆったりめタイプは横幅が広く、中途半端な七分袖はレトロな雰囲気になります。
横から見たら違いはもっと顕著。左下はトップスとのレイヤードが若見えするのに対して、右下はズド~ンと老け見えしませんか。二の腕をカバーする目的で着るなら、サイズ小さめで、長袖をたくし上げるほうが華奢に見えます。
羽織り物以外で使える裏技
強烈な紫外線から肌を守るために、アームカバーを愛用する人が増えました。どうせならUV対策だけじゃなく、二の腕カバーになるレングスを買うと一石二鳥です。私はクマザサと和紙を組み合わせた天然素材(ささ和紙)のアームカバーで、涼感も兼ねた一石三鳥コーデをしています。
肩掛けは素材の厚みでハミ肉対策
大人可愛いシルエットのAラインワンピースを着て、アームホームからハミ肉が見えたときのショック。だからといってカーディガンを羽織ると、腰から下がビッグな人に見えてしまいます。
プラスするのは冷房対策に持ち歩くカーディガン。肩掛けすると差し色になって便利なのですが、肩回りまでを隠すのは薄さ的に無理があります。そこで私は厚みのある秋物スウェットパーカーを肩掛けして、カバーの範囲を広くしています。
スウェットパーカーの肩掛けにはコツがあります。左下はカーディガンで定番のプロデューサー巻きですが、動いているうちに外れやすく、両肩があらわになりがちです。右下のように袖口をクルッと重ねて固定すれば、Vゾーンが広がって胸元がきれいに見えますし、肩幅を広く取ればハミ肉も隠れます。
人に見られる緊張感がなくなると、体はたるみやすくなります。二の腕も堂々と出しているほうが荒療治になって、引き締まるかもしれませんね。アームホールの取り方に工夫があるタイプを選べば、ノースリーブは恐るるに足らずです。
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