とってもカンタン!自家製「割り干し大根」を作って食べてみませんか?
2024.12.292022年09月23日
残り物ではなく、残し物で短時間に
勤務先での昼食はずっと手作り弁当
実母の影響で働くことが大好きな私。次男が2歳の頃から現在に至るまで、振り返ると28年前からずっと手作り弁当です。おかずの残り物をそのまま、または加工しての利用で無駄なく、栄養のバランスや彩りを考える脳トレ、昼食代は浮くと一石三鳥です。
残り物ではなく、残し物で短時間に
便利でおいしい冷凍食品は割高なので、基本的には利用していません。唯一大きめのメンチカツのみを使用しています。
作り始めの頃は残り物がないことも多くて、弁当用に新たに作っていました。ある料理番組で、夕食のおかずを少しずつ残し物にして詰めていく方法を知ってから、短時間でしかも楽にお弁当が作れるようになりました。
もちろんメニューによっては残せない物もあるので、日ごろから少量の残し物を冷凍保存しています。
残し物に足りない栄養の緑黄色野菜などを色合いよくプラスするので、昼食時にはおいしくいただけます。
大したものは入っていませんが、毎日食べても飽きないのは不思議です。
手料理が飽きないのはなぜ?
個人事務所で残務処理をしている時に、忙しいだろうからとある方が1週間ほど毎日お弁当を買ってきてくれました。最初はリッチなお弁当がとてもおいしくて喜んでいましたが、3日目くらいからおいしさが半減して……。
見栄えの良い高級なお弁当でも毎日口にすると、贅沢にも飽きていたのです。
自分で作る場合、同じものを作るつもりでもその時の気分や舌の違いで塩分や糖分が若干変わります。当然それに合わせるために他の調味料も微調整するので、まったく同じ味になりません。
家庭料理は、その微妙な味加減が飽きないのだそうです。
常にバランスを考えた組み合わせ
一日30品目を目指していろいろな種類を口にしたいと思っているので、お弁当では朝食と重ならない食材をチョイスして、タンパク質、緑黄色など栄養のバランスを心がけています。
平日の夕食作りは義母が担当しているので、私は朝食のおかずと自分の弁当の献立で頭を使うようにしています。
弁当用のシリコン製のおかず入れは、カラフルで大きさや形もいくつか種類があり、それに詰めると味移りもなく、色合いがきれいです。
朝食用のワンプレートのお皿には、家族に食べて欲しい残り物の煮物や酢の物などもその容器に少量入れて並べるとおいしそうな1品に見えます。
うれしかった長男手作り弁当
長男は自分の好きな食べ物(ラーメン、パスタ、焼き鳥など)にはとてもこだわりがあり、お店で出されるような盛り付けに驚きます。
私が忙しい時やダウンしている時に長男が家にいれば、パパッと手際よく作ってくれます。
そんなある日、用があって帰宅時間が遅くなった時のこと。
『はい、お弁当』と長男。
蓋を開けてみると、優しさがジーンと伝わって、ハートが温かくなりました。長く作っていると思いがけず、こんな幸せも感じられるのですね。
長男の愛情の隠し味も満喫できました。
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