紐を使った伝統工芸「中国結び」を楽しむ
2022.04.272022年08月07日
箱根旅行で出合った寄木細工に魅せられて
再発見、寄木細工の魅力
箱根で寄木細工に触れ、その繊細な細工に魅せられました。そして、私の趣味のパッチワークとの共通点を見つけてうれしくなりました。お手軽な体験キットでコースターも作ってみました。
箱根への旅
九州に住む姪が遊びに来たので、2人で箱根に行くことにしました。露天風呂付きの部屋に、1泊の予定で宿を取りました。
当日(2022年7月初め)は、朝から電車で小田原駅まで行き、送迎バスで芦ノ湖畔の桃源台にあるホテルに昼過ぎに到着。
荷物を置き、さっそく桃源台港から箱根海賊船に乗り込みました。ガイドブックにあるように「富士山をバックに、絶景を見ながら芦ノ湖クルーズ」の予定が、あいにくの天気で、霧も立ち込めてほとんど何も見えずに残念……。
寄木細工の店へ
25分ほど船に乗り、箱根町港で降りて、次の船の時間まで近くを散策することにしました。港の近くには、食堂や土産物店などが何軒もありました。
歩いて行くうちに、寄木細工の店が目に留まりました。
中に入ると、小物入れ、コースター、トレー、アクセサリーなど、寄木細工で作ったさまざまな製品が置いてありました。どれも細かい幾何学模様を組み合わせて作られており、目を奪われました。
店の人の話では、木の色の違いはすべて天然のもので、いっさい人工的な着色はしていないとのことでした。箱根には多くの種類の樹木が生息しているので、このような細工が生み出されたそうです。
私は、気に入った小物入れとストラップ、ファスナーチャームを買いました。
寄木細工とパッチワークの共通点
旅行を終えて家に帰りよく見てみると、寄木細工の幾何学模様は、私の趣味のパッチワークで用いる模様と似ていることに気づきました。
寄木細工は、江戸時代後期に生まれたと言われており、パッチワークは戦後アメリカから入ってきた手芸です。でも、同じような幾何学模様なので、似ている形がたくさんあります。
「麻の葉」「紗綾型(さやがた)別名、菱万字(ひしまんじ)卍くずし」「風車」「鱗(うろこ)文様」「亀甲」などです。自分の作った作品の中にも、寄木細工と同じ模様がたくさんあることに驚きました。
何枚か写真を掲載します。いずれも、上段が寄木細工の模様で下段が私の作品です。
木と布で素材は違いますが、どちらも細かい作業の繰り返しで、美しい模様を作り出すことは同じです。私はこの共通点を発見して、ますます寄木細工が好きになりました。
体験キットで作ってみました
後日、寄席木細工の体験キットが販売されているのを知り、取り寄せて作ってみました。六角形のコースターです。
■もっと知りたい■
- 本を作ろう その1
- アートの島へひとり旅 その1
- 「森林療法」を体験してきました!
- 癒やしのキャンドル作り
- 手術でメガネにさようなら
- 60歳からのおしゃれ~簡単レジンアクセサリー
- 浅草・隅田川のさくら散歩と江戸切子グラス作り体験
- 60歳からのおしゃれ~布で作る花でバッグを飾る
- 60歳からのおしゃれ~セーターに羊毛刺しゅうを
- 60歳からのおしゃれ~着物リメイクに挑戦