水泳で学んだ大事なこと

あらためて気づいた体の使い方のくせ(その2)

公開日:2021/12/23

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大人になってから競泳を始めて30年以上。還暦スイマーのたちよみです。どうしたらより速く泳げるかを追及していると、普段の体の使い方にも興味がわいてきました。

あらためて気づいた体の使い方のくせ(その2)

「肩の力を抜く」って?

「肩の力を抜く」って?

マスターズ水泳大会(大人の年齢別水泳大会)に出場し、少しでも速く泳げるようになりたいとフォームやテクニックを追及する日々の中で、体の使い方や、改善すべき点を見つけることがあります。

より速く泳ぎたいとがんばる、フォームを気にしてきれいに泳ごうとすると、コーチから「もっと肩の力を抜いて泳ぎましょう」とよく注意されます。

私の体の使い方のくせの一つが「肩に力が入りすぎる」というものです。

運動だけではなく、料理をする、字を書く、物を作る、声を出す……。日常の様々な動作でも「肩に力が入りすぎる」ようです。

力を入れたり緊張したりすると、僧帽筋(肩甲骨を動かす大きな筋肉)や三角筋(肩関節を前後および外側から覆う分厚い筋肉)といった首から肩にかけての筋肉が緊張。肩が上がって、首がすくんだようになるのです。

どんな場面でも無駄に緊張していると「もっと肩の力を抜いて!」といったアドバイスは聞かれるものですが、まさしくそれ!

不必要な緊張が肩にくると、水泳だけでなく、どんなことでも良いパフォーマンスにはつながらないように思います。

「おなかに力を入れる」って?

「お腹に力を入れる」って?
おなかに力を入れるのは難しいニャ~!?

逆に力を入れるように注意され、力を抜かないようにするのは「おなか」です。

シックスパックの腹筋とは少し違って、おなかの中のほう、おへその下奥のほうの筋肉をキュッと絞めて泳ぐと浮きやすく力も入りやすいのです。

ヨガやピラティスでもよくいわれる「腹圧を入れる」「ドローイン」といったものです。

私はこの「おなかに力を入れて浮く」というのがとんでもなく苦手で、水泳を初めて30年くらい経っても、水にプカリと浮く姿勢(浮身姿勢)がなかなかとることができませんでした。

腹筋力はどちらかというと強いほうですが、余計なところに力が入りすぎるとうまくいかず……。力の強さではなく、使い方の問題ですね。

「石の上にも3年」といわれますが、私の場合は「水の上にも30年?」。ここ近年で、やっとおなかにうまく力を入れて、体を浮かせるコツをつかむことができたのです。

「腹に力を入れて肩の力を抜く」で腰痛と肩こりも改善!

「腹に力を入れて肩の力を抜く」で腰痛と肩こりも改善!
ビート板キックも、肩の力を抜いて腹圧を入れて行います

「肩の力を抜く」「おなかに力を入れる」、この二つの動作が苦手な私が気付いたこと。それは、この二つは連動しているということです。

肩に力が入りすぎるとおなかの力が抜けやすく、逆におなかにしっかりと力が入っていると肩に無駄な力が入らないのです。

トップスポーツ選手のパフォーマンスは確かに無駄な力みがなく、軸がしっかりして(おなかに力が入っている)美しくて力強いです。

所作の美しい人の立ち居振る舞いも、やはり肩の力が抜けて、体幹に芯が通った動きです。

練習やトレーニングを重ねた熟練によって、無駄な力が抜けるということもありますが、腹圧をうまくかけることで動作は格段に変わるように思います。

「肩の力を抜いておなかに力を入れる!」

これを意識するようになって、長年の付き合いだった肩こりから解放されました。

どんなときにも腹圧が入るようになれば、持病の腰痛も改善されるのではないかと思っています!

 

■もっと知りたい■

たちよみ

趣味も仕事も水泳、年齢別水泳大会に出場する還暦スイマーです。「100歳まで泳げる体と環境」を目指し、水泳の技術向上とトレーニングはもちろん、体力、筋力、コミュ力、財力など加齢にあらがう日々をお伝えします。私の趣味と仕事に欠かせないスポーツクラブライフは「楽しく、愉快に♪」がモットーです。

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