更年期や閉経前の長引く・短い生理の原因と隠れた病気
2024.03.242021年06月17日
更年期からのhappy life(9)
スーパーフード・ビーツの栄養は更年期の私の強い味方
更年期からの毎日を素敵に過ごしたいなと思っている五味香です。50歳を過ぎて、なんとなく感じ始めた今までとは違う体の不調。食いしん坊な私は「おいしく食べて体にいい!」さまざまな食べ物パワーに頼る気満々です。
更年期になり血圧が上昇
50歳を過ぎた頃から私の血圧はじわじわと上がり、前回の健康診断では上が160にもなってしまいました。そのときは、看護師さんの前で緊張してしまったこともあり、家で測るよりもかなり高くなってしまいましたが、それでも私の今の血圧は医者に行くか行かないかのボーダーライン上です。
これも更年期の体の変化だと思いますが、薬に頼る前に、食生活や運動でなんとか食い止めたいと思っています。
農産物直売所で出会ったビーツはスーパーフード
私が住んでいる地域には、近くに農産物直売所がいくつもあり、旬の新鮮な野菜やスーパーマーケットにはないような珍しい野菜が豊富に売られています。私は野菜が大好きなので、たびたび農産物直売所に出かけては旬の野菜を購入しています。
旬の野菜は、その季節それぞれの体にいいとされる栄養があると言われていますが、春になるとどうしても、山菜などアクの強い野菜を買ってしまいます。山ウドや筍、コゴミなど、今年も春にしか食べられない味を楽しみました。
数か月前、いつものように農産物直売所で野菜を物色していたとき、強い赤色をしたビーツという野菜を見つけました。
生のビーツを見るのは初めてで、珍しさで購入してみました。ロシアのボルシチに使う野菜で知られていますが、私もかつて一度だけ水煮のビーツでボルシチを作ったことがあります。
農産物直売所から購入したビーツを持ち帰り、まず効能をネットで調べてみました。
- むくみの解消と高血圧の予防
- 動脈硬化の予防
- 抗酸化作用によるがんの予防
- 腸内環境を整える
「食べる輸血」と言われるような強い赤い色から予想した通り、ビーツには本当にたくさんの体にいい栄養素があります。
各種ミネラルやビタミンB類、食物繊維の他にも、作物にはなかなかない成分であるベタシアニンなどによる抗酸化作用や、最近特に注目を集める、血管拡張作用のあるNO(エヌオー/一酸化窒素)などなど。
私にとっては高血圧の予防ができるという点が、今は一番の魅力ですが、血流アップ効果によるダイエットやアンチエイジングなど、更年期からの体調の変化にさらに頼もしい栄養素を持つビーツ。
ビーツはまさしく、私たちのためのスーパーフードなのですね。
ビーツの赤で料理も楽しい
農産物直売所でビーツを初めて手に入れてから、通販などを利用しても何度か購入しています。毎日食べ続けたいので、わが家ではピクルスにして保存するのが一番だと思っています。
また、サラダで食べるのもいいですね。今まで、ボルシチやポタージュ、スムージーなどにしてもいただきましたが、ビーツの赤い色の華やかさが食欲をそそり、パッと明るい気持ちになります。
ビーツは、土のような大地の味と甘みが印象的です。生のビーツをスライスしたサラダもおいしいですが、私はまず、一度茹でてから調理することが多いです。よく洗ったビーツを丸ごと皮をむかずに、少量のお酢を入れた水から柔らかくなるまで茹でます。30分ほど茹でて、そのまま冷ましてから皮をむきます。手で簡単にむけてしまいます。
これを、刻んでサラダに入れたり酢に漬けたり、さまざまな料理に使います。一度にたくさん購入して、茹でたあとに冷凍保存もしました。
私のビーツ愛はまだまだ続き、プランター家庭菜園で種から育てることにもチャレンジしています。
また、ビーツ料理専門の本も購入してみました。
ビーツを食べ始めてまだ数か月ですが、血圧が少し下がってきたような気がします。これからもビーツの赤色パワーに元気をもらって、更年期の不調を乗り切りたいです。
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