60代の若見えメイク方法&簡単あか抜けテクニック
2023.05.122021年04月30日
更年期からのhappy life(6)
自信を持って鏡の前に。今だから似合うメイクをしたい
更年期からの毎日を素敵に過ごしたいなと思っている五味香です。年齢とともに変化していく自分の顔と向き合いながら、どんなメイクをしたらいいのか分からなくなる今日この頃。でも、これからもずっとメイクを楽しみたい。そう思える本と出会いました。
更年期からの顔の変化
いつ頃からかはっきりとは記憶にないのですが、奥二重だった私のまぶたが二重になっていました。おそらく、顔のハリがなくなり、まぶたが重力に負けてできたシワによる二重なのだと思います。嬉しいような悲しいような。どうせならもうちょっと若いときに二重になっていたら、もう少し私もお化粧を楽しんでいたかもしれません。
最近では、お化粧しようと鏡の前に座ると、シミ・シワ・たるみにほうれい線、認めたくなくても日々思い知らされてしまい、メイクする前からすっかり自信をなくします。
せめて、この二重まぶたを生かしたメイクを楽しみたいという気持ちはあるのですが、元々めんどくさがり屋で、ナチュラルメイクが一番だと言いながら、簡単なお化粧で済ませていました。
でも、本当はどんなふうにメイクしたらいいのか、わかっていなかったのだと思います。なんとなく適当にメイクをして、この年まで過ごしてしまっていました。
人生で初めて購入したメイク本
少し前に、ある方のブログで紹介されていたメイクの本が気になって、購入してみました。ファッションやダイエットの本は買うこともありますが、メイクの本を買ったのは、たぶん人生で初めて。
ALISAさんというメイクアップアーティストによる『テクニックだけで生まれつき美人に見せる 黄金比メイク』には、さまざまなメイクのテクニックが載っていて、その一つ一つが参考になります。
例えば、ファンデーションのパウダーをのせるときは、こめかみをそっと引っ張って毛穴を正面に向けてから、ブラシの面を垂直に当ててくるくる回しながら塗ると、たるんだ毛穴が目立たなくなるそうです。私も、最近気になっていたことなので、すぐにやってみました。なるほど、毛穴が近くで見ても目立たないようです。
まだ試していないのですが、コンシーラーの選び方や使い方についても、シミを隠したいと思いつつ技術が追いつかない私には参考になりそうです。
また、目、眉、口などのパーツをどのように見せたら、より美人に見えるかの技術が丁寧に書かれていました。その大本となる考え方が、顔の「ゴールデンバランス(黄金比)」と「錯覚」の理論なのだそうです。
メイクとは、美人に見える顔のゴールデンバランスになるべく近づけて、錯覚のテクニックにより自分のコンプレックスを手放すこと。コンプレックスを吹き飛ばし、顔を上げて自信を持って行動できるようになるのがメイク。なんて素敵でワクワクするんでしょう!
今までは、毎日ただなんとなくメイクをして、代わり映えしないな〜と諦めていましたが、どうせメイクをするのなら、今よりもテクニックを身につけて、なりたい顔に近づきたいと思うようになりました。そしてそれは年齢など関係なく、いつからでも始められるのだと。
Diorのおしろいとクレ・ド・ポー ボーテのリップクリームは、娘からのプレゼント。アイシャドウもチークも、今はピンク色のものを使っています。化粧品も時々更新して、新しいものに挑戦してみようと思います。
今だから似合うメイクを楽しもう
何を始めるにも、目標を持つのは大事なことですよね。私もまず、なりたい自分の顔をイメージしようと思いました。今の年齢になったからこそ身についたものは、お腹の肉ばかりではないはずです。年齢を積み重ねてきたからこそできる表情を大切にして、自信を持って!
先日、いつもよりも時間にゆとりを持って鏡の前に座り、今まであまり使わなかったピンク色のアイシャドウを丁寧につけてみました。そうしたら、気持ちも明るくなり、何よりも薄くなったまぶたにピンク色のアイシャドウがなかなかいい感じ。まぶたにハリのある若い頃は、どうしても腫れぼったく見えてしまい避けていたピンクメイクです。
年齢とともに変化していく肌の質感や髪の色だから、メイクも思いがけない色が似合ったり、時には冒険するのもありかもしれませんね。これからの私たちだからこそできるメイクを、どんどん楽しみたいです。
自分らしいメイクをして、仕上げは笑顔で、心明るく過ごしたいですね。
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