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- 健康も美容もお口から!更年期に始めたい口腔対策
更年期からの毎日を素敵に過ごしたいなと思っている五味香です。生涯を健康に美しく過ごしたい私達世代にとって、口腔の健康も気になりますよね。私は定期的に通う歯科医院で、大切なことを教えてもらいました。
誕生日には歯科検診
40歳を過ぎた頃から、定期的に歯科医院に通って歯のケアをしてもらっています。うっかり忘れても、誕生日には定期検診を知らせるハガキが届くので安心です。
コロナ禍になって通院をちゅうちょしていた時期もありましたが、感染症対策にも口腔ケアは大切ですね。定期検診では、いつも虫歯のチェックや歯石取りをしてもらいます。きちんとケアをしているようでも、年齢とともに口腔の状態も変化しているんだとか。
私も食事の後、歯と歯の間に食べた物が挟まりやすく、固いものを食べることに少し自信がなくなってきました。これからも、誕生日を目安に歯の定期検診を続けていきたいです。
歯と歯を離してリラックス
数年前、いつもの歯科医院での定期検診で「舌の縁にギザギザがありますね、歯を食いしばっていませんか」と指摘されました。そして、かわいい歯のイラストに「歯と歯を離してリラックス」という太い文字が書かれた何枚ものポストイットメモを渡されたんです。これを「キッチンや洗面所などの目に付く場所に貼って、常に歯を食いしばらないように意識してください」と言われました。
この歯を食いしばる癖のことをクレンチング症候群と呼ぶそうですが、これにはさまざまな問題点がありそうです。
- 歯に余計な力が加わって、グラグラしやすくなり、歯周病や歯の欠損が起こる。また、肩こり・頭痛の原因にもなる。
- 歯を食いしばるという行為は、強いストレスや緊張など精神的な要因が元になっている場合があり、睡眠の質にも関わってくる。
私は、私の舌の縁のギザギザが、精神的な緊張と関係があるとは思ってもいませんでした。確かに、更年期世代になった頃から、緊張したときなどに気づくと奥歯を固く噛み締めていたような気がします。奥歯を噛み締めたときって、鏡で見ると口角も下がっているんです。
それからは、意識して歯と歯を離し、深呼吸なども利用してリラックスすることを心がけるようになりました。今では、無意識のうちに、いつも奥歯が離れた状態でいられます。
口角も上がり笑顔の毎日で一石二鳥です。
いつまでも健康に食べるために
また、歯の食いしばりとあわせて注意しなければならない口腔の問題点に「オーラルフレイル」があります。オーラルフレイルとは、噛んだり飲み込んだり話したりするための口腔機能(筋肉)の衰えを指します。これによって食生活の質が低下していくために、早い段階から老化の目安とされているそうです。
高齢になると、誤嚥が原因で肺炎にもかかりやすいオーラルフレイルですが、40〜50代から食事の際にむせたり滑舌が悪くなるなどの形で徐々に進んでいくと言われています。
このこともまた、歯科医院で教えてもらいました。簡単にできる舌の体操が書かれたプリントを頂いたので、洗面所の扉の裏に貼り付けて、毎日歯磨きの前後に舌の体操をしています。
舌を前に出したり、舌の先を上げたりぐるりと回したり単純な動きですが、舌の体操をすると、舌や口周りの筋肉がかなり疲れるのです。これは、口腔機能によいだけでなく、ほうれい線を予防してくれて、顔のリフトアップにも繋つながるかも?
コロナ禍の今、マスクの中に隠れてしまっている口元ですが、お口から健康に笑顔でいられたら、体中が生き生きと元気に過ごしていけると思います。
更年期世代の今から始めるべき口腔対策について知ることができたので、これからも私は、日々の生活の中で実践していきます。
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