事後報告で発覚！　夫が念願のキャンピングカーを購入

念願のキャンピングカーを購入した蒲池さんが、夫婦で日本全国をドライブして巡ります。第１回目は、購入したキャンピングカーについてご紹介します。なんと、蒲池さんの夫は黙って車を買ってきてしまう癖があるようで……。

#1 晩年の夢を叶えて
#2 充実の車内設備、その土地でとれた食材で調理もできます
#3 こだわりのカスタマイズ
#4 もっと乗りたくなる車にしたいから、デコレーションも
#5 感動は二人一緒に

晩年の夢を叶えて

夫婦二人、道の駅巡りを楽しんでいます。今回は、その車のお話をしていきますね。

夫はストレス解消になる程運転好きです。週末になるとバイクや車で遠出をしています。10年位前に釣りを始めてから時々車中泊をするようになって……。寝られるように車内をフラットにする作業（運転席側は限界まで前に出し、後部座席を倒して、隙間に座布団等を入れて調整）は結構面倒でした。そして後片付けも。いつしか夫の頭にはキャンピングカーの影がチラチラ。

体力だけは自信があった夫でしたが、ここ数年で急速な体の衰えを感じるようになったのです。元気で動けるうちに訪れたことがない地へ私と一緒に行きたい思いが強くなって……。

２年程前から杉並区にある東和モータースへ足を運んでいました。私がそこに連れて行かれた時はもう購入車が決まっていましたから、もうびっくりです。今回も事後報告でした。もうこれで何度目になるかしら。

充実の車内設備、その土地でとれた食材で調理もできます

車の大きさは7人乗りで、就寝は6人です。運転席の上に3人、後方に２人、テーブルと椅子を変形して1人寝ることが可能です。

調理設備としては、冷蔵庫、IH、ガス、電子レンジと流しがありますので、ちょっとした料理はこの場所で作れます。ですから、好きな景色の中での食事が可能になるのです。

理想としては、行った先で釣った魚や採れた山菜などをメニューの1品に追加できたらと思っています。採れたての自然の恵みをすぐに口にする体験はなかなかできるものではありません。先日夫が釣った太刀魚のバター焼きは、ぜいたくな一品第１号となりました。

車内は狭く、悪臭が漂うのはNGですので、トイレをつけていません。今は至るところに道の駅がありますので、そこの綺麗なトイレを利用しています。とは言うものの、行きたい時に行けない我慢は少々ストレスになりますが……。

フリールームは簡易シャワー室や備品収納場所など季節によって、用途はさまざまです。使い勝手の工夫が今後の課題です。

こだわりのカスタマイズ

車体が重いので、足まわりの強化の為にワイドタイヤに変更です。

コストとパワーアップを考慮して燃料はガソリン車からディーゼルエンジン車に。そしてバッテリーの追加装備とソーラーパネルで充電効率をアップしました。特注になるとどうしても価格は跳ね上がりますね。家計に全く影響がありませんので、家族みんなが喜ぶ夢への投資に感心しました。

もっと乗りたくなる車にしたいから、デコレーションも

車内は落ち着く緑を基調にした改装です。ですから断熱効果のある素材も運転席の足元のﾏｯﾄもグリーン系です。

次に快適な運転をするための音響の装備で、BOSEを搭載しました。音が綺麗に聞こえるように棚内にクッションを貼りつけて、ノイズの低減化です。

ボディも一工夫。家族旅行で購入したシールを夫の監修の元で各々貼りつけました。仕上がりは想像以上に可愛く、私のお気に入りです。