コロナ禍の世界だからこそ体力維持をして過ごそう

息をひそめて時期を待つ

公開日:2021/02/22

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コロナ禍の世界、世界中が鎖国状態になるなんて誰が想像したでしょう。かれこれ一年、海外はもちろん国内でさえ、旅がはばかれる日々です。そんなときこそ体力を維持して、世界に飛び出せる日に備えておきたいと思います。

息をひそめて時期を待つ

安倍川沿いの山道

コロナの渦に世界中が巻き込まれ、海外はもちろん、国内でさえ、自由に移動できない日々です。

家で過ごすことも大切ですが、こんなときだからこそ、世界の展開がガラリと変わるのを待ちつつ、しっかり身構えていなければなりません。世界中に旅行ができる日が来たときに備えて、老齢化しないようにせめて体力の現状維持を保とうではありませんか。

常日頃の仕事帰りのジム通いも怠らず、さらに、晴れた土曜日には静岡の尾根路を歩いています。

静岡駅から北に向かって歩くこと20分、静岡浅間神社に到着します。鳥居をくぐり、ぺこりと山に対して挨拶のお辞儀をしてから登山道に続く階段を上ります。すぐに「賎機山(しずはたやま)古墳」に到着します。

安倍川沿いの山道

古墳には石棺もしっかり残っていて、中には入れませんが、ライトアップされているので内部もよく観察でき自由に見学ができます。古墳を過ぎて途中の展望台のベンチも観音広場も横目で見ながら通り過ぎ、観音様後ろから本格的な山道に入ります。

しばらく歩くとそこは賎機(しずはた)山城の遺構の一部です。人工的な急な堀切を登り越し、城の遺構に入っていきます。少しこんもりとした土は、かつての土塁跡です。横矢のある二の丸跡には兵が100人、200人は入れたのだろうと考えられる空間があり、本丸跡には入り口にあたる虎口も見受けられ、山城好きの私にはたまらなく想像力をかきたてる遺構です。

山城の用語説明 

  • 土塁(どるい)
    土を盛り、水をまき、たたき固め、を何度も繰り返して重ねていく製法です。古い日本家屋の土間の造りと同じ版築(ハンチク)という作り方。

  • 横矢
    土塁がカギ型に曲がって作られて、敵がせめて来たときに横から矢で防ぐことができる構造。

  • 堀切
    古い時代の山城の「堀」は水があるわけではなく、空堀です。ここでは山の斜面に深い切込みを入れスムーズに敵が移動できないように作られている。深さはきっと5mくらいはあったのではないだろうか。可動式の橋などをかけて普段は行き来をしていたものと思われる。

  • 虎口(こぐち)
    城の本丸などの入り口のこと。ただ単に開放されているわけでは無く両脇は土塁などで防がれたり、曲がりこんでいる構造になっている入口の構造物のこと。

 

さて、城跡を後にして進み、神社の階段からちょう1時間ほどで一本杉という場所に出ます。かつて一本の杉が建っていた場所で、遠く南アルプスが雪をかぶった姿が見られます。

南アルプスの雪をかぶった姿

そこからは富士山を見ながら茶畑の中を進み、しばらく行くと二回ほど農道に出ますが、左手を気にしながら行くと、「鯨が池(くじらがいけ)」と目的地を示す道標が立っているので、道に迷うことはありません。

変化のある山道を安倍川を左に見ながら何度も上り下りして3時間ほどで、山の上に建つ「福成神社」に到着します。この神社ははるか昔、甲府の兵士たちの駐屯宿泊場所であったと案内板に記載されています。神社の社殿前を右に下っていけば鯨が池まで20分ほど、バス停にはそこからまた10分ほどで到着です。

福成神社

いくども上り下りを繰り返す変化に富んだこの山道は、清々しい汗を流し適度な運動にもなります。私はこのコースをコロナのこの時期だからこそ、足腰を、体力を、現状維持するため運動の場として楽しんでいます。

河津桜がほほ笑む山道 

河津サクラがほほ笑む山道

山道には近在の人たちが整え植え続けている花木があり、目を楽しませてくれます。1月中ごろから河津がちらほらと咲きはじめ、安倍川を見ながら風に吹かれて歩く尾根路には農家の方が植えるミカンやお茶畑があります。季節ごとに木々や花々で楽しませてくれる山道は、足腰鍛えるためだけではなく、心まで安らげてくれます。

河津サクラ

平和な世界に戻ったら

コロナ鎖国が溶けた平和な世界になり、どこへでも自由に旅ができる日が再来したときには、堂々といろいろな国々を歩きたいものです。その日まで私はじっと息をひそめて待ち焦がれつつ、怠ることなく体力を維持して生活していきたいと思っています。

今に見ていろ、コロナよ。世界がコロナを克服する日がきっと来るのだ。

そのときこそ、私は飛ぶのです。まだ見ぬ世界の街が待っているのです。私は大きく足を踏み出して手を振りながらまだ見ぬ街角を歩いて行くのです。

 

■もっと知りたい■

富士山の見える町で暮らす元気な67歳。半日仕事をし、午後はジムで軽く運動。好きなことは絵画を見ることと針仕事。旅先の町で買い求めた布でポーチやバッグを作っています。雨の土曜日は映画を観て、晴れた土曜日には尾根道を3時間ほど歩く。楽しいことが大好きです

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