会社員卒業。自分らしく、どう生きる?(2)

会社を辞めたら、血圧が正常値に!

公開日:2023.05.15

40年間会社勤めをし、62歳でリタイアすることになりました。会社を退職して最初に着手したのは、あちこちガタがきた体のメンテナンスです。知らぬ間に高血圧になったり、足底から膝腰とドミノ倒しのようにトラブルに。運動の大切さを実感しました。

知らぬ間に高血圧に。血圧対策

健康診断で指摘されたことがなかったのに、知らない間に「高血圧」になっていました。

ストレスからくる頭重感や首肩こりがつらいので、テレワークの合間に血圧計で測ってみたところ、最高血圧が166mmHgでした。

血圧は1日の間でも変動し、活動量の高い昼間は上がるのですが、この数字は高血圧の領域です(正常値は、最高血圧が135mmHg未満)。

母が高血圧で、くも膜下出血で亡くなっていましたので、私も以前から脳ドックを受診しており、小さい脳動脈瘤が見つかっています。

数値に驚いて、脳神経外科を受診したところ、幸い、脳動脈瘤のサイズは大きくなっていませんでしたが、血圧は要注意です。

在職中は、健康食品で血圧対策していたのですが、改善できませんでした。

ところが、退職とともに、さっそくスポーツクラブに通い始めたところ、半月で血圧が正常値に戻りました。

知らぬ間に高血圧に。血圧対策。

最高血圧が174mmHgにも達していたのに、仕事のストレスから解放され、運動効果もあってか、血圧がどんどん下がったのです。

私の高血圧は、ストレスと運動不足が原因だったようです。

「知らぬ間に高血圧」、みなさまも、気を付けてくださいね。

関節のトラブルは、長期戦

50代は無縁だった関節トラブルですが、60代になり、手首を痛めたり、五十肩で腕が上らなくなったりで、ヨガ教室を辞めることになりました。

今度は、左足だけ偏平足になり、足首から膝に向け内傾して、左足だけエックス脚になり、膝関節を痛めてしまいました。

関節のトラブルは、長期戦。

足底、足首、膝関節、股関節と、痛みの連鎖です。まさにドミノ倒し。

体は全体でバランスを取っているので、一か所崩れると全身に影響するようです。

偏平足は、足のアーチの崩れなので、整形外科でオーターメイドインソール(中敷き)をつくり、しっかり足を支えられるメディカルシューズを履くことになりました。

余談ですが、パンプスも履けなくなり、私のファッションもガラリと変わるハメになりました。

そして、足回りの筋肉を強化するために、膝に負担のない水中ウォーキングや水泳を始めました。

陸よりも水中のほうが、消費カロリーが1.5倍と言われています。

しっかりやって、体重も落とさねば。関節トラブルは長期戦ですね。

人間は動く物(動物)。運動が何よりの薬

厚生労働省のホームページには、

「身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと。

また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている」と記載されています。

 

動物である私たちは、動くこと。運動が、健康のための「何よりの薬」なのですね。

ハルメク世代では、寝たままの状態が1週間続くと約10〜15%の筋力が低下すると言われています。

ソファーに寝そべって、ドラマを一気に見ているのも、寝たまま同然ですよね。

まずは、ダラダラせずに、健康で動ける体づくりをがんばります。

人間は動く物(動物)。運動が何よりの薬。

■もっと知りたい■

62歳、失業しました 

氷堂るびい

40年間フルタイムで仕事一筋。健康・美容関連の商品企画をしてきましたが、62歳でリタイアし第二の人生です。副業で小説を7冊出版していたのでペンネームを復活。これからは好きなことだけやっていきたいです。好きなもの。「嵐」、健康(食品保健指導士・漢方・発酵他)、パワースポットめぐり、SNS。

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