「目からうろこ」の歩き方―ウォーキングセミナー再び

公開日:2025年03月05日

2025年も「老いの成長」で小さな暮らしを豊かに

「目からうろこ」の歩き方―ウォーキングセミナー再び

「目からうろこ」の歩き方―ウォーキングセミナー再び

前々回書いた、健康科学博士邵基虎(ソキホ)先生による「ウォーキングセミナー」。「目からうろこ」と喜んだのも束の間。すぐに忘れて、学んだとおりに歩けたのは5日間ほど。そこで前回参加できなかった方たちと一緒に、もう一度同じセミナーを受けてみました。

「見るもの」がなければすぐに忘れる…(*_*)

脳出血後遺症によるものなのか、これが老いるということなのか、兎に角あれほど納得もし、感動もしていたのに、「聞いたこと」は、1週間も持ちませんでした。

「見るもの」がなければすぐに忘れる…😔

そこで、2回目のセミナーに参加するや否や夫から、邵(ソ)先生に「パワーポイントの資料を写真に撮らせていただいて良いでしょうか?」と、聞いてもらいました。快くOKをもらって一安心。繰り返し「見ること」で、きっと身につくまで学べることでしょう。

やっぱり「真っ直ぐに立つ」が基本のキ

真っ直ぐに立つとはどういうことか……邵(ソ)先生の話は今回もそこから始まりました。その理解を助けるために、まず足の骨の仕組みの図を示しながらの解説です。足の骨は2階建て構造になっていて、1階に当たるのが、かかとから小指・薬指につながる部分。この1階部分にしっかり体重を乗せて立つのが「真っ直ぐに立つ」ということなのだそうです。

やっぱり「真っ直ぐに立つ」が基本のキ

人間の体は206個の骨でできているそうですが、何と! その内56個(全体の1/4)もが足の骨なんだそうです。成人の頭の重さは約 4~6kg(ボーリングの球並み)。それを頚椎(首の骨)を含む背骨と、首や肩、背中の筋肉で支えていているのですから大変です。うつむくと、さらに頭の重さの数倍の負荷が首にかかることになります。これが「真っ直ぐに立」たなければならない理由です。

やっぱり「真っ直ぐに立つ」が基本のキ

「真っ直ぐに立」った後、活躍するのが56個もの骨を持った足です。足には「土踏まず」を含めて3つのアーチがあるそうです。このアーチを活用しながら歩けるようにするために、

  1. 足が股関節の真下に来るように開いて立つ。
  2. 両腕を上げて手を頭の上で組み、手の平を上に向けてできるだけ上に伸ばす。
  3. 静かに腕を下ろす。

そうすると、骨盤に均等に重力が乗り、正面から見て背骨が真っ直ぐで、横から見て耳、肩、股間節、膝、かかとが一直線になり、首・肩・腰だけに頭の負荷がかかるのを防ぐことができます。

歩く時には、

  1. 正しく立った足幅で、つま先を進行方向に向けて前を向く。
  2. おへそを前に出すようにしながら進む。
  3. 前に出す足を意識するのではなく、後ろに残った足にしっかり体重を残すように意識する。
  4. 着地した足は、親指と薬指と小指の付け根に体重を乗せるよう意識する。

腰痛の原因は靴の選び方にも

先の細いハイヒールを筆頭に足指を広げられない靴をはき続けると、足の3つのアーチが崩れて腰痛や膝痛の原因に。足の横のアーチ部分で曲がらない厚底の靴も正しい歩行の妨げになるそうです。

腰痛の原因は靴の選び方にも
多くの人が薬指&小指をほとんど使えていないことが分かります
(邵先生の研究資料より)

私も子育て真っ最中の27歳の時、初めてギックリ腰になり、それから何度も腰痛を繰り返しました。その度に仕事帰りにタクシーで整体院に通い、「牽引」とマッサージ、電気治療を受けてきましたが、足のアーチの仕組みや歩き方、靴選びについての指導を受けたことはありませんでした。

腰痛の原因は靴の選び方にも

腰痛や膝痛が起こってしまった時には、腰や膝のマッサージやシップに頼るだけではなく、足の3つのアーチがしっかり働く正しい歩き方や、靴の選び方から見直していきたいものですね。

*資料は全て邵先生から使用許諾を得て掲載しています。

■もっと知りたい■

harumati
harumati

45歳~66歳までC型肝炎と共生。2016年奇蹟とも思える完治から、今度は脳出血に襲われ右半身麻痺の大きな後遺症が残り身体障害者に。同居する息子と夫に家事を任せての暮らしにピリオドを打ち、2021年11月「介護付き有料老人ホーム」に夫と入居。「小さな暮らし」で「豊かな生活」を創り出そうと模索中です。

みんなの コメント
ハルメクが厳選した選りすぐりの商品

驚きの軽さ&使いやすさ!

1本で7つの効果
薬用美肌ヴェール
1本で7つの効果
薬用美肌ヴェール

毎日5分で英語力アップ

毎日5分で英語力アップ!

忙しい人・飽き性なひとも大丈夫!毎日5分、英語学習を習慣化させる簡単な方法をご紹介♪

2025.03.03
【PR】鼻への重量感・違和感のストレスから解放!

「ふわっ」と軽いメガネ♥

メガネがずり落ちる・鼻の頭が重いなど、メガネのプチストレスにサヨナラ!あっと驚く程つけ心地抜群のメガネをぜひお試しください

2024.12.17
【PR】飽き症でも、ゼロから英語が話せるようになったワケ

ゼロから英語が話せる!

飽き症さんでもOK!たった60日で英語が苦手な人でも英会話ができるようになると話題の「インド式英会話」をご存知ですか?無料体験セミナー実施中です!

2025.02.05
認知症のご本人の財産や権利をどう守るか?

お金に困りたくない!

認知症になると、不動産の手続きや預貯金の引き出しが自由にできなくなります!事前に知らないと苦労する「法律」とは…

2025.04.08
【PR】「朝まで熟睡」できない人、実はふくらはぎに問題あり?

夜中にトイレ…眠れない

就寝中、トイレに起きてしまう「夜間頻尿」。年齢を重ねるにつれて回数が増えていませんか?実は、夜間頻尿対策のカギは「ふくらはぎ」にあるのです!

2025.03.10
おひとりさま女性のソロライフに備えよう!「おひとりさま老後」の資産運用

老後資金、こんなに要るの?

未婚に限らず、離婚・死別などで誰しも「おひとり様」になる可能性が。一人で生きていくための「お金の準備」は出来ていますか?

2025.03.18
【PR】始めるなら相談できる「対面証券」がおすすめ

お金のこと、なんでも無料相談

資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪

2024.12.17
ご家族の認知症介護の進め方、向き合い方

もし親が認知症になったら…

家族が認知症になった時、介護や通院など一体何を準備すればいいのでしょうか?「もしも」の場合のスムーズな対応を解説!

2025.04.04
【PR】ぽっこりおなかもラクにきれいなパンツとは?

ラクなのにきれいシルエット♥

ワコールが開発したぽっこりお腹もスッキリ隠れるストレッチ抜群の「パンツ」!ただいま、返品送料が無料になる「ご試着キャンペーン」実施中♪

2025.03.13
【PR】タイプで分かる!ライフスタイル別レンズ診断

タイプ別!ぴったりの眼鏡

「近くのものが見えづらくなった」と感じる人は眼鏡の変え時かも!ライフスタイル別におすすめの眼鏡レンズを無料で診断♪

2025.03.10
【PR】部分入れ歯のウソホント!?正しいケアって?

部分入れ歯のウソ・ホント!?

部分入れ歯が不安定・外れそうで怖い…そんなお悩みは「ケアの仕方」に原因が!?間違えている人が意外に多い、部分入れ歯の「正しい使い方」を専門家が紹介します!

2025.03.12
【PR】「英語の学び直し」は私にぴったりの新習慣!

50代から「英語の学び直し」♪

「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?

2025.03.14

ハルメクが厳選した選りすぐりの商品

【限定コラボ】職人技が光る!ハルメク×マエノリのセーター誕生秘話