ターシャ・テューダーの名言に学ぶ!今を生きるヒント
2022.08.272024年10月19日
和風庭園は、維持管理が大変!!
「庭じまい」を考えています
「庭じまい」とは、管理しやすいよう手入れがラクな庭にすることです。わたし達の親世代の庭といえば、松の木がある和風庭園が主流でした。でもこの和風庭園、実は手入れが大変でなかなか維持するのが難しいと思う人が増えているのです。
剪定代が高い
私の家は、昔ながらの和風庭園です。この庭を夫婦2人とも気に入っているのですが、義父が亡くなり自分たちで手入れするようになってから、大変さに気づきました。
まず、大変なのが、年間でかかる剪定代です。
庭といってもそんなに大きな庭ではないのですが、剪定は春と秋の2回あり、年間6〜7万円弱かかります。
特にお金がかかるのが「松の木」。松の木は、時間、手間、費用がかかるので、「金食い虫」とも言われています。
枝の見極めが難しく、素人が剪定するのは難しいので、どうしても植木屋さんに頼まざるを得ません。松の木が多ければ多いほど、剪定代にお金がかかります(我が家には2本あります)。
また、野焼きが禁止されてから、剪定で出た落ち葉や枝を畑で燃やすことができなくなりました。これらの処分を業者にお願いする場合は、その分の費用を上乗せしなくてはいけません(量によりますが、大体5000円〜ぐらいです)。
手入れが大変
庭があると一番大変なのが、雑草引き。
ずっと腰をかがめて雑草を抜く作業、今はできても高齢になったらこの体勢がつらくなります。
また、今年(2024年)のように猛暑の夏ですと、炎天下での作業は危険ですからできません。でも、放っておくと雑草は生え放題。草ぼうぼうの庭になるので、虫が寄ってきますし、空き巣にも狙われやすくなります。
最近は、庭をつくるとき雑草シートを敷いてその上から土を盛るのでお手入れがラクらしいのですが、昔の家の庭はそんなことをしていません。
それに、義父が生きている間は、樹木に薬を撒いたり伸びた枝を切るなどこまめに手入れをしてくれていたのですが、亡くなってからはどうしたらいいのか分からず今もそのまま。手入れの仕方がわからないのです。
いっそ、自分でやってみる?
わたしの知り合いに、自分で松の木を1本1本地道に抜いていき、空いたところに好きなバラの花を植え洋風ガーデンに変えた方がいらっしゃいます。
実は、この方の庭に触発され、わたしも「庭じまい」を考え始めました。こうやって木を1本1本抜いて、自分好みの庭に変えればいいんだ! と思ったのです。
試しに小さい木を1本抜いて、ラベンダーを植えてみようとしたのですが……。根っこが硬くてなかなか抜けず、悪戦苦闘。
自分でやるのも、なかなか大変そうです。
■もっと知りたい■
これからどんな庭に変化させるのか楽しみですね。 夏場の暑さで伸び放題の草と樹木の選定始末に悪戦苦闘しています。良いと思って植えた木も大きくなることを想定しておらず、とほほ状態です。ニンジンボクはのこぎりで切りましたが、蕾のついた椿や咲き始めた山茶花は茂り過ぎでも、今は切れない。水不足や、虫の害で花も被害を受けています。素敵なガーデン造りの様子また楽しみにしています。ライターの渡来夢です。
松の木は金食い虫・・そうだったんですね。最近父が庭の木を随分と切っています。後のことを考えてのようです。何気に眺めて楽しんでた庭もそういえば手入れしてる人がいるからこそですよね。勉強になりました。ライターのことりんごです。