子どもに残すべきはお金?不動産?どちらがお得?
2024.12.122023年05月09日
注意!! 2024年から義務になります
相続登記を自分でやってみる!(1)
父が亡くなったからといって、悲しんでばかりもいられません。法事が終わった後は、相続の手続きが待っていました。不動産の相続登記なんて難しそう。えっ、自分でできるって? じゃあ、やってみよう! いやいや、そんな気楽なもんじゃありませんでした。
そもそも相続手続きって、何をするの?
さて、相続手続きといっても、何をするのか?
大抵の人は、不動産や銀行の手続きだけでOKです(そもそも莫大な資産がある人は、自分で相続手続きなんてしませんよね)。
今回は、家の相続登記のお話なのですが、大事なことなので、最初に言っておきます。
相続登記は、2024年から義務化されます。
「えっ」と思った方、まだ手続きされていない方ですよね。
わたしの周りにも「銀行の手続きはしたけれど、家の名義はそのままだわ」って方けっこういらっしゃいました。
でも「2024年以前の不動産には、当てはまらないよね」と思った方。
ごめんなさい、施行以前の不動産も対象になります。手続きしないと、罰金を払わなくてはいけないそうです。
自分でやってみる?
相続登記の手続きって、わたしも最初は大変そうだから、専門家に頼もうと思っていました。
知り合いのファイナンシャルプランナーさんに、税理士さんを紹介してもらおうと相談したら、「土地と家だけなら、自分でできますよ!」と言われました。
わたしの従兄弟も、自分でやったって言ってたし、んじゃわたしもやってみるか、と思ったのですが……。
これが、まぁ〜大変! でした。
まずは、書類集めから
まず、ネットで何が必要なのか調べてみました。
≪相続登記に必要な書類≫
- 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本
- 被相続人の住民票の除票
- 相続人全員の戸籍謄本
- 相続人全員の印鑑証明書
- 固定資産評価証明書
- 登記事項証明書
これだけの書類を集めなくてはいけません。
よく「生まれてから亡くなるまでの連続した戸籍謄本」を集めるのが大変と聞きますが、わたしの父は一度も戸籍を移していないので、楽勝! と思っていました。
はい、市役所に取りに行くのは、簡単でした。ですが、窓口で3部・9枚綴りの戸籍謄本を渡されたのには、びっくりしました。
一度も戸籍を移していないのに、枚数が多かった理由は、7人兄妹だったから。兄妹の名前を書くだけで、2枚に渡っていたからです。
支払った金額は2700円。
ひぇー。これって、多分1枚いくらって決まっていて、枚数が多くなるほど金額が増えるってこと?
え〜、じゃあ、あっちこっちに戸籍を移した人って、取り寄せるだけですごいお金がかかるの?
全然知らなかった……。
[次回に続きます]
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