注意!! 2024年から義務になります

相続登記を自分でやってみる!(1)

公開日:2023.05.09

父が亡くなったからといって、悲しんでばかりもいられません。法事が終わった後は、相続の手続きが待っていました。不動産の相続登記なんて難しそう。えっ、自分でできるって? じゃあ、やってみよう! いやいや、そんな気楽なもんじゃありませんでした。

そもそも相続手続きって、何をするの?

さて、相続手続きといっても、何をするのか?

そもそも相続手続きって、何をするの?

大抵の人は、不動産や銀行の手続きだけでOKです(そもそも莫大な資産がある人は、自分で相続手続きなんてしませんよね)。

今回は、家の相続登記のお話なのですが、大事なことなので、最初に言っておきます。

相続登記は、2024年から義務化されます。

「えっ」と思った方、まだ手続きされていない方ですよね。

わたしの周りにも「銀行の手続きはしたけれど、家の名義はそのままだわ」って方けっこういらっしゃいました。

でも「2024年以前の不動産には、当てはまらないよね」と思った方。

ごめんなさい、施行以前の不動産も対象になります。手続きしないと、罰金を払わなくてはいけないそうです。

自分でやってみる?

自分でやってみる?

相続登記の手続きって、わたしも最初は大変そうだから、専門家に頼もうと思っていました。

知り合いのファイナンシャルプランナーさんに、税理士さんを紹介してもらおうと相談したら、「土地と家だけなら、自分でできますよ!」と言われました。

わたしの従兄弟も、自分でやったって言ってたし、んじゃわたしもやってみるか、と思ったのですが……。

これが、まぁ〜大変! でした。

まずは、書類集めから

まず、ネットで何が必要なのか調べてみました。

≪相続登記に必要な書類≫

  • 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本
  • 被相続人の住民票の除票
  • 相続人全員の戸籍謄本
  • 相続人全員の印鑑証明書
  • 固定資産評価証明書
  • 登記事項証明書

これだけの書類を集めなくてはいけません。

よく「生まれてから亡くなるまでの連続した戸籍謄本」を集めるのが大変と聞きますが、わたしの父は一度も戸籍を移していないので、楽勝! と思っていました。

まずは、書類集めから

はい、市役所に取りに行くのは、簡単でした。ですが、窓口で3部・9枚綴りの戸籍謄本を渡されたのには、びっくりしました。

一度も戸籍を移していないのに、枚数が多かった理由は、7人兄妹だったから。兄妹の名前を書くだけで、2枚に渡っていたからです。

支払った金額は2700円

ひぇー。これって、多分1枚いくらって決まっていて、枚数が多くなるほど金額が増えるってこと?

え〜、じゃあ、あっちこっちに戸籍を移した人って、取り寄せるだけですごいお金がかかるの?

全然知らなかった……。


[次回に続きます]

■もっと知りたい■

家事代行会社に勤務。整理収納アドバイザー。夫と夫の母、子ども3人、ねこ2匹と同居。2022年、6年間、介護していた父を亡くしました。介護が一段落したので、片付け、掃除以外に、夢中になれる趣味を模索中。

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