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- 親の家の片付けは、こんなに大変で面倒!!
まだ、生きていらっしゃるにせよ、亡くなった場合にせよ、親の家のモノを片付けるのは大変です。片付けって、時間・お金・労力・手間がかかるんですよね。私の体験を交えながら、実際に何が大変なのか、書いていこうと思います。
悩み1:ゴミの分別方法が、面倒でわからない
自分の住んでいる地域のゴミの分別すら怪しいときがあるのに、ましてや親の住んでいる地域の分別方法なんて、知らない人が多いのではないでしょうか?
また、同じモノでも、地域によっては分別方法が違うことがあります。例えば、お弁当やお惣菜が入っているパック。
洗ってプラスチックゴミへという地域もあれば、そのまま燃えるゴミへ、というところも。
私も、仕事上片付けの依頼があるときは、必ずゴミの出し方が書いてあるハンドブックを貸してもらいますし、それでもわからない場合は、直接市役所に電話をして聞くこともあります。
判断に迷うモノが出たときはちゃんと調べないと、間違っていたら回収してもらえません。
それに、ペットボトルなら本体はペットボトルだけど、ラベルと蓋はプラゴミなので、分けないといけません。この分別作業は面倒だし、時間がかかります。
悩み2:リサイクル料金が必要
昔と違って、今は家電をゴミに出す場合、リサイクル料金を払わないといけません。これがけっこう高い。
最近も、義母の冷蔵庫(2ドアタイプ)を1台処分したのですが、5940円(リサイクル料+運搬料)払いました。
悩み3:費用が半端ない
仕事でも何度か経験しましたが、モノの量が多く何度も実家に通えない場合は、業者に頼むことになります。
その場合、軽トラック代、人件費、ゴミ処理代などの経費がかかるので、2桁3桁の金額になることも。
親と子どもが思っていることは違う
ある雑誌に「親がしていた終活と、親にしておいて欲しかった終活の内容」というタイトルの記事が掲載されていました。
記事には、親は子どもにお金を残してあげたいと思っているのに対し、子どもは親に物の整理や不用品の処分を第一にしておいて欲しかった、と書かれていました。
この意識の違いはなに?
これは私の考えですが、親世代は分別やお金を出してゴミを出す大変さを経験していないからではないでしょうか?
昔は、ゴミの分別なんて厳しく言われなかったし、粗大ゴミやリサイクル料だって払わなくてもよかった。ゴミが出たら、ただ捨てるだけ。
ゴミを出すのに、お金・労力・時間・手間がかかるなんて思ってないから、なんで子どもが「片付けろ片付けろ」なんていうのかな〜、なんて思っているのかもしれませんね。
(続きます)
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