更年期からのhappy life

夫とハーレーダビットソン、そして息子とのツーリング

公開日:2024.01.01

更年期からの毎日を素敵に過ごしたいなと思っている五味香です。「ハーレーダビットソン」という生涯の趣味を持つ夫を、ちょっとうらやましいと思いつつ、私もワクワクしている、そんな今日このごろです。

ハーレーがわが家にやって来た

まだ、子どもたちが小学生だった20数年前、夫は、長年の夢だったハーレーダビットソンを、中古車で購入しました。

そのころは、子どもたちを順番に後ろに乗せて、近所をぐるっとツーリングしていました。当時、小学生3年生だった娘は喜んで乗っていましたが、まだ幼稚園児だった息子は、父親の背中につかまりながらウトウトしてしまったそうで、後で聞いてヒヤヒヤしたのを覚えています。

私も一度だけ、夫のハーレーの後ろに乗せてもらって、3時間弱のツーリングをしたことがありますが、怖さが先立ち、体が緊張でガチガチになってしまいました。

どうやら私にはバイクは合わないようでしたが、私は夫がハーレーで自分の時間を楽しめたらいいと思っていました。

ハーレーがわが家にやって来た

亡き友との思い出

夫には、連れ立ってツーリングを楽しんでいた友人がいました。長野や静岡方面へと、家族サービスがおろそかにならない範囲で、休日の楽しいひと時を過ごしていました。

帰宅してから、どこどこへ行って何を食べてきたとか、うれしそうに話してくれて、私までツーリングに行った気分になりました。

でも、その友人が16年前に病気で亡くなってしまい、それから夫はあまりバイクに乗らなくなりました。

たまにひとりで乗り出しても、1時間もしないうちにすぐに帰ってきてしまいました。やはり、ひとりで乗るのはさみしいのかなと感じました。

亡き友との思い出

そして息子とのツーリング

さて、子どもの頃、父親のハーレーの後ろでウトウトしてしまったわが家の息子ですが、昨年(2022年)何を思ったか大型バイクの免許を取得しました。

東京で社会人になった今、なんでバイクなのかな〜危ないな〜と、母親の私は思ってしまいましたが、夫は大喜び。帰省したときに一緒にツーリングしたいと、息子用のハーレーを中古車で購入しました。

そして息子とのツーリング

夫は、バイクの乗り方の手ほどきを、自分の背中で見せたいのだと意気込んで、息子が帰省するたびに、いそいそとふたりで乗り出しています。

そして息子とのツーリング

結果、息子の帰省の回数も増え、私もうれしいのですが、夫がまた楽しそうにツーリングの話をしてくれるようになって、それが一番何よりです。

■もっと知りたい■

五味香

18年間、自宅で小学生向けの学習塾を開いていました。今は専業主婦です。季節の移り変わりを感じながら、ありふれた日々をていねいに過ごす方法を見つけていきたいです。丙午(ひのえうま)生まれは「60年に一度の元気者」とも言われているので、私もパワフルに頼もしい女性でありたいと思っています。

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