【60代 おしゃれ】大人こそスカーフで華やぐ
2024.04.062023年10月28日
50代・60代・70代ファッションのお手本
60代何を着たらいい?おしゃれ上級者のコツを紹介!
おしゃれな人は何が違うの? 芸能人ではなく、リアルな同世代おしゃれさんの着こなし術が知りたい! 50代・60代・70代のおしゃれ上級者6人に髪型のポイントと、今ある服で素敵に見せる着こなしのコツを聞きました(※年齢は2019年取材時点)。
美木ちがやさん・56歳:カジュアルなのに洗練スタイル
明るい髪色で白髪を自然にカバーしているという、美木ちがやさん。
「秋冬は乾燥しやすいので髪にもオイルが必須。『杏仁オイル』を少しなじませると髪がまとまり、光沢とつやが出ます。タートルネックはあえて折らない着方で小顔効果も狙います」
着こなしのコツ:メリハリをつけて洗練されたおしゃれに
薄手のワンピースにベージュのニットを重ねた装いが、カジュアルな中にも洗練されたおしゃれを感じさせて素敵です。
斜め掛けにした帆布のミニトートは「付属のナイロンベルトを手持ちの革ベルトに付け替え、大人に似合う高級感を出しました」とのこと。
冬に白のショートブーツも新鮮です。
「上半身が重くなる分、足元は明るい色で軽やかさを出し、メリハリをつけます」
江波戸玲子さん・60歳:個性的なものを1点取り入れる
明るい髪色と動きのあるショートヘアが印象的な江波戸(えばと)玲子さん(きもののギャラリー「ポンナレット」主宰)。おしゃれなボルドーの髪色は、なんとセルフケアなのだそう!
「パーマを全体にかけて、色は毎日のシャンプー後に使えるカラートリートメントで染めています」
後ろ姿も軽やかで素敵です。
「食用のオリーブオイルをほんの少し髪につけて毛の流れを整えました」
着こなしのコツ:作り手の顔が見えるオリジナルアイテム
ファッションはどこかに個性的なものを1点取り入れるのが好きだという、江波戸さん。
シルエットが楽しいコートはお気に入りブランド「GENBAGEN」のもの。細身のニットパンツで上下のボリュームにメリハリをつけて。
着こなしのコツ:大判で使い勝手抜群のクロマー
「グレーは地味になりがちなので、パープルのクロマーで華やかさを足しています。カンボジアの手織り布“クロマー”は、首に巻いたときのボリューム感がちょうどいい。シックにまとまるので手放せません」
德田郁子さん・60歳:大人シンプルな服&ラフな髪型
柔らかなショートヘアが素敵な徳田郁子さん(ヘア&メイクアップアーティスト)。
「髪はラフな方が好み」なので普段は手ぐしで毛流れを整え、オイルスプレーをして完了です。
徳田さんの髪型は、カールしたクセ毛を生かした軽さのあるショートヘア。トップはボリュームを出し、逆にサイドは抑えることで若々しく、小顔に見えます。
着こなしのコツ:“自分に似合う色や形”を大切に
この日は黒を基本にグリーンを差し色にした装いを披露してくれた、徳田さん。
「全身のシルエットがどう見えるかも重要です。私は下半身を目立たせないボリュームのあるパンツをよくはきます。そのときは、タイトなトップスで全体のバランスをとるんです」
ドレッシーなトップスとカジュアルなデニムのつなぎ役としてスタッズ付きベルトをオン。紐は垂らしてラフな印象に仕上げます。
着心地の良さとおしゃれを両立させるテクニックは勉強になります。
青木富士子さん・62歳:髪にボリューム感&つやをプラス
毎朝カーラーを巻いてトップにボリュームを出しているという青木富士子さん(主婦)。
「美容用のオリーブオイルを髪に少しつけてつやを出し、毛の流れを整えています」
着こなしのコツ:軽やかな素材&色で冬でも明るい印象に
軽やかでシックな絞り染めのコートとストールは、京都「片山文三郎商店」のもの。
小川千鶴子さん・65歳:定番アイテムを旬のバランスで
「肩の凝らないカジュアルな感じが好き」という小川千鶴子さん(セレクトショップ「リバココレクション」経営・2022年12月にクローズ)。
バザーで手に入れた「エルメス」のロングスカートにあえてロングカーディガンを合わせ、縦長ラインを強調。これが大人のバランスです。
白髪は明るいメッシュカラーで自然にぼかすことで、肌色も明るく見え、若々しい印象に。
着こなしのコツ:縦長ラインを強調!小物をアクセントに
バッグは深みのある緑で色合わせに変化を。
「着こなしの中で意外な色合わせを探すのも楽しいです」
内原加代子さん・71歳:大人の3色コーデでカジュアルに
ミルクティーカラーの髪色にベレー帽がお似合いの内原加代子さん(主婦)。ニットのブルーを引き立てたメリハリある着こなしが新鮮です。
「まとめやすさを考え、色合わせは3色程度までと決めています」
着こなしのコツ:柄ものは細部にさりげなく
ハードルが高そうな柄の帽子も、髪色になじむ地の色を選べば合わせやすいそう。
靴下もちょっと派手な楽しい柄物で。靴は20年物の「トリッペン」です。
取材・文=大門恵子、児玉志穂(ともにハルメク編集部) 撮影=中村彰男、日高奈々子
※この記事は2019年11月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。
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