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更新日:2024年06月15日 公開日:2021年03月17日
石田純子さんが解説!大人女性の春ファッション・1
服装に迷ったとき、お手本にしたいのは同世代おしゃれさんの着こなしです。今回は50代・60代のおしゃれ上級者4人のコーディネートを紹介。メイクや髪型、服装のポイントを同世代スタイリスト・石田純子さんが解説します(※年齢は2020年時点)。
「おしゃれな人は“潔さ”があります」というのは、ハルメク世代のスタイリスト、石田純子さん。
「体型に自信がなくても足首は出してみる。地味色ばかりではなく鮮やかな色を着る。そうした思い切りのよさが自分らしいおしゃれにつながります。さらに、服だけではなく髪とメイクの“組み合わせ”も大切」と話します。
今回は、50代・60代のおしゃれ上級者の“何だか素敵”な理由を石田さんが解説。真似したいポイントがいっぱいです!
モデル・青木沙織里さんは「人生一度きりだからやりたいことはすべて挑戦したい」とキックボクシング、バッグ作りなどにも取り組んでいるそう。「ハルメク通販」の取材では、台湾に洋服作りに行ったことも。
「色合わせ、グラデーションが大好き」で、出掛ける前日に床にコーディネートを広げ、俯瞰して見るそう。
「ファッションは自由なので、バランスがよければ夫のメンズのパンツも借ります。ブランドにこだわりなく、着心地のいいものを選んでいます」(青木さん)
約1年半前からグレイヘアにしたら、「好きなアースカラーの服にもなじみやすい」そう。仕事では黒髪のウィッグも楽しんでいます。ナチュラルメイクが基本。
グレーの麻のコートに、台湾で買ったストールを合わせて。白のブラウスで明るさもプラス。
「コートやパンツなど自然素材をゆったり着て、素材の重なりの妙を楽しんでいるのがおしゃれ。細身のパンツだと地味になるので、ボリューム感が大切です」(石田さん)
茶のオーバーブラウスの袖口と黒のパンツの間に、白シャツをチラ見せ。「靴も白で、軽やかさを加えるのがポイント」と石田さん。手に持ったバッグは、なんと青木さんの手作り!
不動産関係の仕事を60歳で退職したのを機に、おしゃれも変化。色や柄で冒険をするようになったという、吉岡美恵子さん。
「好きな白をベースに青のニットで春を意識しました」
ビーズを使ったアクセサリー教室に通い始めてからは、明るい色の服を着て“場を盛り上げる”おしゃれをするように。
「おしゃれやメイクは相手へ敬意を表す“おもてなし”の一部。といってもたくさん服を持っているわけではないので、組み合わせや小物で工夫しています」(吉岡さん)
ロングヘアは一つにまとめることで、頭がキュッと小さく見えます。
大胆な柄ストールもトップスと同系色を選べば、着こなしになじみやすくなります。シンプルな服の中に個性的な小物使いで遊びを取り入れています。
パンツのワイド感がとてもおしゃれ! これがもし細身のパンツだったら貧相に見える可能性も。また、無地×無地の服に合わせた柄スカーフがアクセントとして効いています。パンツと靴を白でまとめることで脚がすっきり長く見えます。下半身を白で統一したことで、青いニットとのコントラストが際立っています。
レースのインナーとスカートを白で合わせて柔らかい雰囲気に。素敵なビーズのブローチはご自身で作ったもの。
目の前の子育てと親の介護に精いっぱい、おしゃれとは無縁の人生を送ってきた戸松葉美(ようみ)さんの人生が変わったのは、47歳のときでした。
「地下鉄の窓に映った、疲れ果てた自分の顔を見て大ショック! このままじゃダメだと、メイク講座に通おうと思ったんです」
ところが、会場に出向くと目当ての講座が満席で入れず、隣の字手紙教室に入ることになりました。壁に飾ってあった「甘えていいよ、もっと」という言葉に心を強く揺さぶられ一大決心。「人の心に触れていく字を書けたら」と学び始め、50歳で字手紙の講師になりました。
人前に出る機会が多くなったことでおしゃれを楽しむようになり、遊びのあるデザインを着こなす今のスタイルを確立しました。
明るい色のボブヘアとオレンジのチークで柔らかい雰囲気に。ゴールドのピアスもワンポイントです。
ワンピースをパンツで引き締める、トップスとボリュームのあるスカートの配分など、コーディネイトのバランスを取るのが上手! 引き締め役の黒のネックレスも効いています。
黒のスカートと大胆なデザインのニットを潔く着こなす戸松さん。
「ニットと同系色の柄スカーフでアレンジしても素敵ですね」(石田さん)
百貨店やブティックの婦人服売り場で働き、母の介護などのブランクを経て、接客の仕事を続ける鴇田(ときた)幸子さん。
「仕事柄、いろいろな方のファッションをアシストできるよう、好き嫌いはない」と言い、外出時は黄色のカラータイツなど明るい色も抵抗なく履いているそう。
年金生活のため新しい服はあまり買わず、古いものを大事に着たり、フラットシューズに素足を好んだりと、おしゃれを自由に楽しんでいます。
レトロなワンピースに、レギンスとフラットシューズを合わせて。古いものと新しいものを上手にミックス!
「鴇田さんは好きな年代ものの服と旬の靴などを合わせて素敵に着ているのが特徴。エレガントなワンピースにヒールではなく、あえてマニッシュな靴を合わせることで、よりおしゃれに見えます」(石田さん)
以上、50代・60代のおしゃれ上級者4人のコーディネートでした。次回は70代のおしゃれ上級者の着こなしをご紹介します!
いしだ・じゅんこ 女性誌のファッションページや女優のスタイリングなどで活躍。百貨店で行うパーソナルスタイリングアドバイスの他、運営しているセレクトショップ「DUE deux」でのセミナーも大好評。
取材・文=児玉志穂、野田有香(ともに、ハルメク編集部) 撮影=中村彰男 ヘアメイク=小島けさき、木村三喜
※この記事は2020年4月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。
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