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2023.11.282022年01月13日
栄養満点の食材!
納豆のおいしい食べ方は混ぜる回数が鍵を握る!
栄養満点の納豆。日頃から摂取したい食材だけに、納豆をおいしく食べるための「かき混ぜる回数」に注目しました。さまざまな視点の最適なかき混ぜ回数や、さらにおいしくたべるための納豆と相性の良い食材などを紹介します。
納豆をおいしく食べるには回数に注目!
食通で有名な北大路魯山人の食べ方や調査データなどから、納豆の最適なかき混ぜ回数を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- 北大路魯山人【かき混ぜるほどうまい】
美食家としても有名な北大路魯山人は、著書『魯山人味道』(中央公論新社刊)で、「何も加えずよく練る」「糸がたくさん出て、かき回すのが硬くなるまでよく練る」と記しています。具体的な回数こそ明記されていませんが、かき混ぜるほどおいしくなると持論を展開しています。
- 株式会社タカラトミーアーツ【424回】
玩具メーカーの株式会社タカラトミーアーツは、2018年に、『魯山人味道』の記述を基に、納豆をかき混ぜるためのマシン「究極のNTO」を発売。これによって、導き出されたかき混ぜ回数は424回だったそう。
- 味博士の研究所【400回】
味覚研究所の味覚センサーによる調査によると、400回が最適という結果に。400回まではうま味が上昇したものの、それ以上は変化がないばかりか、粒が潰れてしまったそう。
- 全国納豆協同組合連合会・会長【110回】
全国納豆協同組合連合会の会長は、最低110回混ぜるのがおすすめだそう。その手順は、まず40回混ぜた後、ネギなどの薬味を入れます。さらに20~30回混ぜてタレを入れます。最後に10~15回混ぜてからしを入れ、追加で40回ほど軽く混ぜるといいそうです。
納豆をかき混ぜる最適な回数は、110~424回でかなりバラツキがあり、はっきりと数値化するのは難しいと言えそうです。好みもあるので、これを参考にしつつ、自分なりに最適な回数を探ってみてくださいね。
ちなみに、上記専門家による「納豆のたれを入れるタイミング」にもばらつきがありました。北大路魯山人は「納豆をかき混ぜて白い糸が増えて全体が硬くなったら」、株式会社タカラトミーアーツは、「約305回混ぜた後」、味博士の研究所は「ある程度かき混ぜて複数回に分けて」、全国納豆協同組合連合会・会長は「60~70回ほど混ぜてから」という結果に。
納豆と相性がいい食材
納豆をさらにおいしくいただくために、納豆と相性の良い食材を紹介します。
- ネギ・ニラ
長ネギや玉ネギ、ニラには、納豆に含まれるビタミンB1の吸収を助ける「硫化アリル」が含まれています。
- キムチ
キムチと納豆には「乳酸菌」が含まれています。これによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸内のバランスを整える効果に加え、納豆に含まれる「納豆菌」による」善玉菌の増殖を促す効果があります。つまり「乳酸菌」と「納豆菌」のダブル効果で、より腸内環境の改善が期待できます。
ちなみに、納豆と卵は組み合わせが悪いといったウワサがありますが、一緒に食べても悪影響はありません。このウワサは、卵白に含まれる「アビジン」という成分が、納豆に含まれる「ビオチン」の吸収を妨げてしまうことに由来していると考えられます。
ビオチンは、エネルギー代謝を促し、皮膚や髪にとって好影響のビタミンの一種ですが、落花生やブロッコリー、そば、鶏レバー、卵、さんまなどの食材にも含まれていて、他の食材からも摂取が可能です。
また、腸内細菌によって体内で合成され、通常の食生活を送っていれば不足することはほぼないとも言われています。
つまり、納豆と卵を一緒に食べても、ビオチン不足になるほどの悪影響はないので安心と言えます。とはいえ、生の卵白を多量に長期間摂取した場合は、ビオチン不足になる可能性があるので注意しましょう。
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