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公開日:2021年10月30日
自宅でできる!プロの掃除・片付けワザ・10
家事支援サービス「カジタク」スタッフが掃除・片付けのコツを紹介する連載企画。今回のテーマは、ガスコンロの掃除。IHコンロ(ビルトインIHクッキングヒーター)の掃除にも応用可能な、重曹で油汚れを落とす方法を紹介します。
今回は、ガスコンロのお掃除について紹介します。ガスコンロは、IHコンロ(ビルトインIHクッキングヒーター)と比較すると、掃除が大変に感じられると思います。
その理由は、ガスコンロは炎が出るバーナー周囲が焦げやすく、焦げを落とす手間が多めにかかるからです。また、トッププレート(天板)がツルっと平らなIHに比べて、ガスコンロは五徳など部品が多く、部品それぞれの形状も複雑です。
今回ご紹介する重曹で油汚れを落とす方法は、IHコンロにも応用できます。ガスコンロの人はもちろん、IHコンロの人も参考にしてくださいね。
ガスコンロの汚れは、大きく以下の3つに分けられます。
炒め物や揚げ物の際に飛び散る、油汚れ。すぐに水拭きすれば簡単に落とせますが、時間がたつと、べたつくように固まります。さらに長期間放置すると、ホコリとも混ざり合い、べたつきを通り越して固くなり、コンロの素材にこびりつく状態となります。
煮汁などが吹きこぼれた後、そのまま加熱調理を続けると、汚れが焦げついてしまいます。軽いものは茶色っぽく、時間とともに真っ黒に焦げて炭のようになります。炎の熱で調理するガスコンロは、電気調理よりも焦げつきやすいと言えます。炎に近い五徳は特に焦げやすい場所です。
野菜・肉・魚などの食材や調味料などが、こぼれて放置されたもの。長時間たつと、干からびたり焦げたりして、原形がわからないものが出てくることもあります。
油汚れ・焦げ付き・食品カスなどはすべて酸性汚れなので、アルカリ性の重曹で掃除するのがおすすめです。重曹は素手で扱えるのが、うれしいポイント。水には溶けにくいのでお湯で溶かしましょう。
※注意点として、重曹はアルミ素材には使用できませんので十分にご注意ください。
今回は、重曹の5つの使い方をご紹介します。
油汚れの上や、魚を焼いた後のグリルの天板などに重曹を粉のまま振りかけて、10~20分なじませます。なじんだら、濡らしたスポンジやブラシでこすり洗いして、最後に拭き取ります。
重曹を粉のまま使うことで、汚れと臭いを吸着してくれる働きがあります。多めに振りかけるのがコツです。バーナーは外してから重曹を振りかけて歯ブラシなどでこすり洗いすると、研磨剤の役割を果たしてくれるのでキレイになります。
軽い汚れ、日々のお手入れには、重曹スプレーを利用します。お湯100mLに小さじ1杯の重曹を溶かして、重曹水を作ります。スプレーボトルに入れておくと便利。
調理後、トッププレートにスプレーしてから、クロスで拭き取ります。少し固まった汚れには、キッチンペーパーに重曹水を浸して、湿布のようにしばらく貼り付けておきます。
重曹水スプレーはキッチンに限らず、家中のお掃除に使えますが、水分を多く含んでいるため、傷みやすいのが難点。1週間を目安として、早めに使い切るようにしましょう。
重曹水スプレーでは物足りないときに、ペースト状にして濃い洗剤を作ります。水大さじ1と重曹大さじ2を、とろみが出るまで混ぜて使います。お湯ではなく水で大丈夫です。
ペーストをコンロの汚れに塗り付けたら、丸めたラップでこすり洗いします。その後水拭きして、汚れとペーストを拭き取り、最後に乾拭きします。一見きれいに見える天板でも、ペーストとラップでこすってみると、みるみるうちに茶色くなって、意外と汚れていたことがわかります。
こちらも、使い切れる量だけ作りましょう。もし残ってしまったら、カップの内側の茶渋取りに使うのがおすすめです。
五徳や汁受け皿・バーナーリング・排気口カバーなど、手強い汚れには、つけ置きが効果的。洗い桶か、ゴミ袋を二重にしたものの中に重曹水を作ります。お湯1Lに対して、大さじ3~4杯の重曹を入れて溶かし、外したパーツをつけ込みます。
たわしなどで汚れに傷をつけてから、つけ置きすると、重曹がより浸透しやすくなります。20分以上時間をおいてから、焦げ付いた汚れを古いクレジットカードなどで削ぎ落とします。それから、焦げ取り用スポンジやブラシで洗い流します。
汚れがかなりひどい場合は、重曹よりアルカリ度の高いセスキや、粉末の酸素系漂白剤に変更します。いずれもアルミには使えません。
五徳の焦げ付き汚れには、重曹の煮洗いを試してみましょう。重曹は煮沸させることで、アルカリ度が上がってセスキ並みの洗浄力に高まります。五徳より大きい鍋にお湯を沸かし、重曹を溶かします(アルミの鍋は使えません)。分量は水1Lに対して重曹大さじ1です。
重曹を入れると泡立ちますので、深めの鍋に五徳を入れて、20~30分ほど煮沸します。少し冷まして、やけどに注意しながら取り出します。汚れが緩んでいるので、硬めのスポンジなどで洗い流します。焦げた鍋などにも応用できます。
重曹以外にも、簡単なガスコンロの掃除方法がたくさんあります。場所別・頻度別におすすめの掃除方法をご紹介します。
時にはバーナーのお掃除も必要です。バーナーに汚れが溜まっていると、炎がまばらになったり、正常な炎が出なかったりする原因となります。洗剤とブラシでこすり洗いして、細かい溝の部分は竹串や爪楊枝などを使って汚れを取り除きましょう。
がっちり固まってしまった油汚れや焦げ付き汚れを制するには、「洗剤」「お湯」「時間」、そして時には「力」や「根気」も必要です。
汚れがついてから時間がたち過ぎると、汚れがガスコンロの素材と密着してしまうことがあり、そうなると汚れを落とすときに素材まで一緒にはがれてしまうことがあります。そこまでいくと、プロでもお手上げという場合も……。
そうなる前に、1年に1度くらい定期的にプロにお願いするのも一つの方法です。
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