50代からの「ととのう」美肌温泉紀行

50代の夏疲れ肌に!雲仙温泉で叶える“さら艶髪&つる艶肌”リトリート旅

50代の夏疲れ肌に!雲仙温泉で叶える“さら艶髪&つる艶肌”リトリート旅

更新日:2025年10月18日

公開日:2025年09月18日

50代の夏疲れ肌に!雲仙温泉で叶える“さら艶髪&つる艶肌”リトリート旅

夏疲れの乾燥肌とごわつき髪を蘇らせる、50代女性の癒やしの温泉旅。今回は、長崎県・島原半島の“三大美人の湯”の真ん中・雲仙温泉にある「界 雲仙」で心と体を整える秋の贅沢リトリートを体験してきました。

乾燥、くすみ……夏の肌疲れを感じていませんか?

乾燥、くすみ……夏の肌疲れを感じていませんか?

今年の夏は(も)暑かった……。みなさま、本当にお疲れ様でした。

50代になると、夏の紫外線や冷房による乾燥、日々の疲れが肌や髪に残りやすくなり、セルフケアだけでは追いつかないと感じる方も多いはず。そんなときこそ訪れたいのが、長崎・島原半島の温泉地です。

中でも“三大美人の湯”の一つ雲仙温泉は、肌と髪を同時に整える生まれ変わりの湯。

実はアラフィフ世代の筆者、更年期の影響か、3~4年ほど前から始まった原因不明の赤ら肌が悩み。さらにこの夏は、クーラーをがんがんに効かせた部屋での仕事で乾燥しまくり、外出すれば日焼け止めを塗っても突き刺す紫外線と、お肌どころか全身がバテバテ状態。

そこで、夏のお疲れ肌をリセットすべく雲仙温泉にある「界 雲仙」に滞在してきました。

島原半島“三大美人の湯”巡りで夏バテ肌をリセット!

島原半島には、それぞれ特徴ある美肌効果がある泉質の島原温泉・雲仙温泉・小浜温泉の3湯が点在し、まとめて「三大美人の湯」と呼ばれています。

島原半島“三大美人の湯”の美肌3STEPとは? 

島原半島“三大美人の湯”巡りで夏バテ肌をリセット!

雲仙温泉
標高700mに位置する高原リゾートでもある雲仙温泉は、元来「温泉」と書いて「うんぜん」と呼ばれ、避暑地としても有名な温泉街。ぼこぼこと沸き起こる「雲仙地獄」など自然の力強さを体感できます。

湯質は鉄を含む酸性で殺菌作用があり、肌の蘇生や髪のつやアップも期待できます。鉄を含んでいるので、貧血や更年期障害への効能も。

島原温泉
水の都の島原温泉は、炭酸水素塩泉。温泉には肌くすみを改善し、透明感のある肌に整えるクレンジング効果があります。街中には手軽に楽しめる足湯や飲める温泉水も。

小浜温泉
塩化物泉で保湿・保温効果が高く、肌に潤いを与える効果が高い温泉。日本一長い足湯があり、橘湾に沈む夕日を眺めながら足湯を楽しめます。温泉の蒸気で蒸した蒸し料理も人気。

ちなみに、3大温泉の湯めぐりの順番は

島原温泉でクレンジング

雲仙温泉で肌を再生

小浜温泉で潤いチャージ

という美肌3STEPがおすすめ。3湯を巡る中継地点として雲仙を軸にすれば、ゆったり滞在しながら温泉リトリートができます。

硫黄の匂いに包まれた雲仙温泉に入浴してみたら……

硫黄の匂いに包まれた雲仙温泉に入浴してみたら……

雲仙温泉は、雲仙天草国立公園内にあり、活発な雲仙地獄が特徴。古くからののどかな温泉街に、硫黄のにおいと立ち込める噴気や湯気が漂います。

今回、滞在する「界 雲仙」はこの雲仙地獄に面した立地で、ロビーや部屋からは豊かな自然と立ち上がる湯気など、大地エネルギーが身近に体感できます。

また、界の湯守りが温泉で心と体を整える「いろは」を教えるアクティビティ「温泉いろは」では雲仙温泉の泉質や効能だけでなく、正しい入浴法や美肌への取り入れ方まで学べました。知識があると、より効果的に楽しめるのがいいですね。

硫黄の匂いに包まれた雲仙温泉に入浴してみたら……

界 雲仙の温泉は源泉かけ流し。源泉は、雲仙地獄から湧き出た鉄と硫黄分を含む酸性の温泉です。

大浴場には色鮮やかなステンドグラスが美しい内湯と、地獄の湯けむりを眺める露天風呂。また、湯浴みを中心に滞在するなら部屋の半分以上が露天風呂と湯上り処という「客室付き露天風呂」がおすすめです。

硫黄の匂いに包まれた雲仙温泉に入浴してみたら……

筆者も到着後、さっそく、客室の露天風呂にちゃぽん!

やや熱めの湯ですが、さっぱりした肌触り。しばらくするとじんわり鼻に汗をかきはじめました。風が吹くとさやさやと緑が揺れ、はぁ~~~~~気持ちいい。

長湯は向かないとあったので、さっと上がり、そのまま室内シャワーへ直行。さっと洗い流しすと……日焼けでごわついていた肌が、軽くピーリングでもしたかのような、むき卵のようなつるん&さらさらの肌触りに。心なしか、肌がトーンアップした気もします。

湯上がり処に寝そべって、水を飲みながらクールダウンしていると、お肌も、そして心と体も、ゆるゆるとほどけて、夏の疲れが洗い流されていきました。

硫黄の匂いに包まれた雲仙温泉に入浴してみたら……

50代、もう一度「うる艶肌」と「さら艶髪」を取り戻す! 

50代、もう一度「うる艶肌」と「さら艶髪」を取り戻す! 

しばらくスキンケアも何もせずぼーっとしていたのですが、乾燥することもなくつる肌をキープ。仕上げに小浜温泉の源泉配合パックをしたら、しっとりもっちり肌に進化しました(笑)

実はこれ、3つの湯それぞれの源泉を配合したフェイスマスク。3つの湯を巡りきれない人は、入浴前、入浴後に試すのもおすすめと湯守りさんに教えてもらったんです。このパックは雲仙温泉のお土産物屋さんなどで購入できます。

50代、もう一度「うる艶肌」と「さら艶髪」を取り戻す! 
島原半島温泉フェイスマスク。お土産にも買いました

その後、「温泉いろは」でご一緒した60代女性のグループにも温泉の感想をお聞きしてみると……

「熱すぎなくて、さっぱりした湯。入浴疲れがなくてラク!」

「短時間でも体の芯から温まって、湯冷め知らずね!今もずっと体がポカポカしてるのよ」

「足の疲れがスッキリとれて、お肌はさらさら。うれしいわ~」

と満面の笑顔。大浴場の湯上がり処では、アイスや橙ほうじ茶などが自由にいただけるそうで「湯上りも楽しいわよ!」「朝、夕食前、夜、景色も変わるし、最低でも3回は楽しみたいわ」ですって。

さらに、みなさんが口をそろえて教えてくださったのが「肌はもちろんなのだけど、髪もさらっさらになった!」という喜びの声。髪の毛の指通りがよくて、こんなさらつや髪になれるなんてと3人とも感激していました。

夜、筆者もシャンプーしてみると……たしかに髪もさらっさらに!自然なつやもあります。肌も髪も、全身がサッパリ生まれ変わったような感覚でした。

雲仙温泉で「美肌の湯」を効果的に楽しむ3つのコツ

雲仙温泉で「美肌の湯」を効果的に楽しむ3つのコツ

湯守りさんによると、温泉は泉質によって特徴は実にさまざま。泉質にあわせた湯浴みの仕方を守ると、より効果的だと言います。雲仙温泉でのアドバイスは3つ。

入浴前後は水分補給を
入浴時はなんと体内から約800mlの水分が失われるそう。入浴前後にたっぷり水分補給して、体の巡りをアップして。

一度の入浴は10分程度
界雲仙の湯は熱め&強めなので1回10分程度、1日に1~2回までがおすすめ。休憩の目安は「おでこに汗がにじんだら」

湯上がりは洗い流し&保湿
酸性でやや刺激が強い温泉では、温泉上りに真水で洗い流せると安心。3大温泉の源泉配合パックで、湯上りの肌を保湿して。おすすめは小浜温泉パック。 

雲仙温泉で「美肌の湯」を効果的に楽しむ3つのコツ

おまけにトラベルライブラリーで借りた本を読みながらクールダウン。

更年期や50代ならではの肌や髪のお悩みを持つ方こそ、雲仙温泉の酸性泉を試してほしい。肌が蘇り、髪がつやつやに変化する美肌リトリート旅で、少し心も豊かになってみませんか?

後編では、拠点とした宿「界 雲仙」での滞在体験をご紹介。温泉効果を最大限に味わいながら、ホテルステイで心と体を整える贅沢な時間をお届けします。

今回宿泊した温泉宿はこちら:界 雲仙

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。「界 雲仙」は、雲仙地獄を間近で感じることのできる地に立ち、和(日本)、華(中国)、蘭(オランダ)の要素が混ざり合った長崎文化を表現した館内の設えが特徴の施設です。

地獄パワーに触れられるよう温泉入浴や地獄を活用したアクティビティ。異国情緒あふれた華やかな文化に触れ、地獄からの大地のエネルギーに触れることができる温泉旅館です。

▼界 雲仙  住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙321

取材・文=長倉志乃(HALMEK up編集部)

※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。


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HALMEK up編集部
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