お茶活クラブ限定!お茶の雑学クイズ【中級編】

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公開日:2022.12.28

第1問:抹茶の旬はいつ?

お茶の雑学クイズ 第1問:抹茶の旬はいつ?

  1. 春(5月~6月頃)
  2. 夏(7月~9月頃)
  3. 秋(10月~11月頃)

正解は……

「3」の「秋(10月~11月頃)」でした。煎茶の旬は春ですが抹茶の旬は秋。抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)も、煎茶と同じく春に茶摘みが行われますが、抹茶は茶葉を摘んだ後5か月間、低温熟成させて加工する必要があるためです。

第2問:「抹茶の日」はいつ?

お茶の雑学クイズ 第2問:抹茶の日はいつ?

  1. 10月1日
  2. 5月2日
  3. 2月6日

正解は……

「3」の「2月6日」です。抹茶の日は1992年に愛知県西尾市の「西尾市茶業振興協議会」によって制定されました。茶道で使う茶道具「風炉(ふろ)」に由来しており、語呂合わせで「ふ(2)・ろ(6)」→2月6日になりました。

第3問:抹茶と煎茶の違いは?

お茶の雑学クイズ 第3問:抹茶と煎茶の違いは?

  1. 実は同じもので呼び名が違うだけ
  2. 茶葉の加工方法が違う
  3. お茶の木の種類が違う

正解は……

「2」の「茶葉の加工方法が違う」でした。抹茶と煎茶の違いは、栽培方法や加工の仕方にあります。

どちらも同じお茶の木の葉から作られますが、茶摘みまで日光を当てて育てる煎茶とは違い、抹茶は摘み取る20日以上前に畑全体に日光を遮る覆いをかけます(被覆栽培)。

また、蒸した茶葉を揉んで乾燥させる煎茶に対して、抹茶の元となる碾茶(てんちゃ)はそのまま揉まずに乾燥させて完成。この碾茶を石臼で挽いて粉末状にしたものが抹茶です。

第4問:ほうじ茶を作るときに起きる反応の名前は?

お茶の雑学クイズ 第4問:番茶とほうじ茶の違いは?

  1. メイラード反応
  2. ガレート反応
  3. オイシーイ反応

正解は……

「1」の「メイラード反応」でした。ほうじ茶とは煎茶の茶葉を焙煎=焙じたもの。そして、ほうじ茶の香ばしい香りは、茶葉に含まれる約300種類の香り成分に由来しています。茶葉を焙煎する際、アミノ化合物(たんぱく質)と還元糖(炭水化物)に熱が加わって「メイラード反応」が起こると、非常に心地良い甘香ばしい香りがします。

第5問:茶畑にある大きな扇風機は何のためにある?

お茶の雑学クイズ 第5問:茶畑にある大きな扇風機は何のためにある?

  1. 春先の霜害で茶葉が枯れるのを防ぐため
  2. 夏の猛暑で茶葉が枯れるのを防ぐため
  3. 野鳥が茶葉を食べるのを防ぐため

正解は……

「1」の「春先の霜害で茶葉が枯れるのを防ぐため」でした。茶畑にある扇風機の正体は「防霜(ぼうそう)ファン」。ウィンドマシーンとも呼ばれ、大きな送風機で風を起こすことで霜の発生を防ぐアイテムです。

第6問:緑茶(煎茶)の1日の摂取量の目安は?

お茶の雑学クイズ 第6問:1日の緑茶の摂取量の目安は?

  1. 1日1~2杯くらい
  2. 1日4~5杯くらい
  3. 好きなだけ飲んでよい

正解は……

「2」の「1日4~5杯くらい」でした。カフェイン摂取量の目安は、健康な成人男性は1日400mg以下、女性は300mg以下が適量とされています。緑茶(煎茶)であれば、1日5杯(1L)くらいまでであれば、飲んでも問題ありません。

第7問:ダイエット効果アップにおすすめの飲むタイミングは?

  1. 食事の前
  2. 食事中
  3. 食事の後

正解は……

「2」の「食事中」でした。食事で取ったコレステロールと消化液中のコレステロール、両方の吸収抑制ができるため、カテキンが含まれたお茶を飲むタイミングは、食事中がおすすめです。

第8問:お茶のダイエット効果がアップする果物は?

お茶の雑学クイズ 第8問:お茶のダイエット効果がアップする果物は?

  1. リンゴ
  2. バナナ
  3. レモン

正解は……

「3」の「レモン」でした。レモンには脂肪燃焼効果があり、緑茶に含まれるカテキンとカフェインにも脂質代謝を活発にする働きがあることが知られています。ダブルで楽しめるレモン緑茶はダイエット中におすすめの飲み物です。

第9問:無病息災を祈って新年に飲まれているお茶は?

  1. 大福茶
  2. 桜茶
  3. ゆず茶

正解は……

「1」の「大福茶」です。京都で昔から飲まれている大福茶は、新年に飲む縁起物で、煎茶に梅干しと昆布を入れて飲むのが主流です。家にあるもので簡単に楽しめるので、ぜひ大福茶の作り方をチェックしてみてくださいね!

第10問:冬の「かくれ脱水」におすすめのお茶は?

お茶の雑学クイズ 第10問:冬のかくれ脱水におすすめのお茶は?

  1. 水出し緑茶
  2. ホットほうじ茶
  3. ミネラル入り麦茶

正解は……

「3」の「ミネラル入り麦茶」でした。かくれ脱水とは、自覚症状がなく体重の1%相当の水分が体から失われ、脱水症の一歩手前の状態になっていること。

冬は体感温度が低いため、喉の渇きを感じにくく、水分補給を怠る傾向があります。空気が乾燥する冬は、皮膚や呼気からの水分喪失が増加しがち。さらに、冬の汗には夏の約2倍のミネラルが含まれるため、体内がミネラル不足に陥りやすいため、水分とともに汗で失われたミネラルを効率よく補給することが大切です。


以上、お茶の雑学クイズ【中級編】でした。前回の【初級編】と比べて、今回はちょっと難しかったでしょうか? わからない問題があった人は、これまで「お茶活クラブ」で掲載してきた記事をチェックしてみてくださいね!

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