煎茶より効率よく多くの成分を摂取

抹茶の効能とは?認知機能対策にもおすすめ!

公開日:2021/02/01

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飲むだけでなく、スイーツや料理でも楽しめる抹茶。近年その人気はどんどん高まっています。でも煎茶との違いやその効果については、よく知らないという方も多いのでは?そこで抹茶好きならずとも知っておきたい、抹茶の基本とその効能をご紹介します。

抹茶の効能とは?
抹茶の効能とは?

そもそも抹茶とは?煎茶との違いは?

まろやかなコクとうま味が人気の抹茶。分類としては、煎茶(せんちゃ)と同じ「緑茶(生の茶葉を発酵せずに作られるお茶の総称。玉露・番茶・ほうじ茶なども含む)」の一種です。どちらも茶樹の葉から作られますが、その栽培方法や加工の仕方には大きな違いがあります。

まず、茶摘みまで日光を当てて育てる煎茶とは違い、抹茶は摘み取る20日以上前に畑全体に日光を遮る覆いをかけます(被覆栽培)。こうすることで、緑が濃く、うま味がより強い茶葉になります。

その後、摘んだ茶葉を高温で蒸すのはどちらも同じですが、蒸した茶葉を揉んで乾燥させる煎茶に対して、抹茶の元となる碾茶(てんちゃ)はそのまま揉まずに乾燥させて完成。この碾茶を石臼で挽いて粉末状にしたものが抹茶です。

煎茶と抹茶は飲み方にも違いがある

抹茶と煎茶の違いは?製造方法・飲み方

煎茶は急須に入れた茶葉にお湯を注ぎ、茶葉から抽出された成分だけを飲みます。一方抹茶は、粉末状の茶葉を攪拌(かくはん)したものをそのまま飲みます。

煎茶はお茶を抽出した後の茶殻に栄養が残ってしまいますが、抹茶は茶葉を丸ごと挽いているので、そこに含まれる成分を余すことなく取ることができます。お茶に含まれるさまざまな栄養素を効率よく取り入れたいと思ったら、抹茶がおすすめです。

おいしくて成分も効率よく取れる抹茶ですが、保存方法には注意が必要です。抹茶は粒子が非常に細かく、酸素などの影響ですぐに色や風味が変わってしまいます。できるだけ涼しいところで保存し、早めに飲みきるようにしましょう。

抹茶に含まれる成分とその効能をチェック!

抹茶の成分と効能

抹茶人気が高まっている理由の一つとして、健康効果が期待できる栄養成分が豊富に含まれていることがあります。

抹茶に含まれる主な成分とその効果・効能は以下の通りです。

茶カテキン

ポリフェノールの一種。お茶の渋みの主成分です。茶カテキンには抗酸化・抗ウイルス作用があり、血中コレステロールや体脂肪の低下作用、ガンや生活習慣病などの予防にも効果があるとされています。

テアニン

アミノ酸の一種。お茶のうま味はこのアミノ酸に由来します。日を浴びるとアミノ酸はカテキンに変化しますが、被覆栽培する抹茶は、茶葉にテアニンを豊富に含んだまま摘むことができます。テアニンにはリラックス効果があり、脳の神経細胞を保護する働きを持つことが明らかになっています。

カフェイン

お茶の苦み成分。カフェインには覚醒作用があるため、眠気を防いで知的作業能力を向上させたり、運動能力・持久力を向上させたりする効果が期待できます。

サポニン

抹茶などで見られるように泡立つ特徴があります。抗菌や抗ウイルス作用などの有効性が確認されています。

ビタミンC

コラーゲンの生成に必要な栄養素で、抹茶をはじめとしたお茶にも豊富に含まれています。ビタミンCには抗酸化作用があるため、美肌効果が期待できるほか、ガンや生活習慣病の予防に重要な働きをします。

コロナ禍は要注意!抹茶で認知機能対策(注意力・判断力)

抹茶で認知機能アップ

このような多様な成分を飲むだけでおいしく手軽に取れるのが、抹茶の大きな魅力です。中でも、最近注目されている抹茶の成分が、茶カテキンとテアニン。

茶カテキン・テアニンには、年齢とともに低下する認知機能のうち、注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める機能があることが報告されています。

2020年12月には株式会社伊藤園から、テアニンと茶カテキンの働きにより認知機能の精度を高める”機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶」が発売され、話題になりました。

「お~いお茶 お抹茶」は、ボトルとスティックタイプの2種類。1日2回飲むだけで、認知機能対策ができる手軽さが人気の理由です。

粉末状の「お~いお茶 お抹茶POWDER」は、お湯・水を入れるだけで本格的な抹茶が作れるのに加えて、ヨーグルトやアイスクリームにかけることもできます。

認知機能の低下は40代・50代から始まる!

将来の認知症発症につながる脳の機能低下は40代・50代からスタートするといわれています。

特に現在は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、運動量や会話量が減少していると言われています。そんな時こそ認知機能の低下に注意が必要。

もし以下のような症状を感じたら、早めに対策するのがおすすめです。

  • その日着る服がなかなか決まらない
  • 仕事の「抜け」「漏れ」が増えた
  • 人や物の名前がなかなか出てこない
  • 気付くと財布がパンパン

なるべく早く兆候を見つけて対応することで、認知機能の低下は抑制することができます。気になる症状があったら、抹茶を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

■もっと知りたい■

取材協力:伊藤園

参考資料:「50~79歳の男女600人に聞く、認知機能に関する意識調査

お茶活クラブ

お茶活とは、日常生活においてお茶を楽しむ活動のこと。毎日抹茶や緑茶を飲むことで、テアニンや茶カテキンなど、お茶に含まれている健康・美容にいい成分を効果的に取り込むことができます。お茶に関する知識やお茶を使った料理レシピをチェックして、あなたも「お茶活」習慣を始めてみませんか?(取材協力:伊藤園)

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